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カテゴリ:★『シルバーバーチの霊訓』 > シルバーバーチ 強健なる魂が選ぶ道

シルバーバーチ 強健なる魂が選ぶ道 目次

強健なる魂が選ぶ道

永遠の生命の次のページに備える

霊的原理の上に社会秩序を

霊団は決して見捨てない

嘆かわしい程の無知

〝おもちゃ〟が必要な人もいる

霊能者の役目

人間は皆潜在的霊能者

 勃興以来既に百五十年になんなんとする今日でさえ、スピリチュアリズムが世界中にセンターをもって活発な活動をしている事実を知らない人が多いのに驚かされる。
 活動といっても交霊会ばかりではない。心霊治療を施したり、霊脳開発の為に指導教室も開いている。英国バークシャー州にあるウィンザー・スピリチュアリスト・チャーチの代表であるシンプソン夫妻も、永年にわたってスピリチュアリズムの理念に基づいて活動している人である。その日の交霊会に招かれた夫妻を、例によってシルバーバーチは温かい歓迎の言葉で迎えた。

 「このスピリチュアリズムの真理、この叡智、この光明、この知識を広める為に霊力の通路となって、縁あって近付いてくる人々に援助の手を差し伸べることの出来る人をこのサークルにお招きするのは、私にとって大いなる喜びです。今日も、お二人に何か力になってあげることができれば、と願っております。
 お二人がどういうお仕事をなさり、それがどういう形で多くの人々の為に役立っているかは、私にはよく分かっております。私から申し上げる必要はないと思いますが、お二人がこの自己犠牲の奉仕の道に身を投じ、神より授かった霊的能力によって使命に邁進され、霊力というものがその通路さえあればいかに大きな仕事を為すことができるかを身をもって示してこられたのも、すべては霊の導きによるものでした。
 [チャーチ]と呼ばれている灯台においてこれまでにどれほどの貢献をなさったか、また、今そこから放たれる光によって道に迷っている人々をどれだけ導いておられるか、それはお二人には測り知ることは出来ないでしょう。お二人が結び合われたのも、今のお仕事を成就する為だったのです。振り返ってご覧になれば、窮地に陥った時に、そしてまた、道がついに開けた時に、泰然自若としてこの道に勤しむことができるように霊が援助し取るべき手段を指示してくれたかがお分かりになると思います。私の申していることがお分かりでしょうか」

-よく分かります。有難うございます。

「いえ、私への感謝は無用です。感謝の気持はすべからく大霊に捧げるべきです」

-勇気付けのお言葉を頂いて、とても嬉しいです。

「私の言葉によって、霊の道具として働いている方々が勇気付けられることになれば、つまり熱意を倍加して仕事に精励することになれば、私の努力も大いに報われることになります。霊の道具を見出すのは容易ではないのです。たとえ見出しても、その能力を開発して正しく活用するように指導するのが、また容易なことではないのです。更に、折角使いものになる段階にまで育て上げた頃には、煩悩が頭をもたげて、道に外れたことをやり始めます。
 お二人は、啓示された光に忠実に従ってこられました。託された仕事に能力の限りを尽くされました。お二人との出会いを心から感謝している人が大勢います。霊の道具として為し遂げる仕事は極めて特殊なものなのですから、そのチャンスが少ないからといって、ご自分の存在価値を低く見積もってはいけません。
 あなた方は今、キリスト教という硬直した教えに背を向けてしまった人々、[伝統的]とか[正統派]とかだけで対面を保っている教義に不満を抱く人々が大勢出始めた時代、そういう国に生きておられます。中には教会は一体何をしているのかと、内部反乱を起こす者も出始めております。
 そうした不満、特に若者の欲求に答えることが出来るのは、もはや牧師の声ではありません。科学者でもありません。哲学者でも経済学者でもありません。病人を癒すことでもよろしい、迷信を永遠の真理と置き換える仕事によってでもよろしい、とにかく霊的原理に則って生きようとする人々に希望と将来性を見せつけることです。宇宙の生命活動の全てが、その霊的原理に基づいているのですから。
 たった一つの魂でも救ってあげることが出来たら、たった一つの魂に正しい道を教えてあげることが出来たら、たった一つの魂に真実の自我に目覚めさせ、存在の意義を自覚させてあげることができたら、それは人間としての大いなる徳積み-霊力と無縁となってしまった聖職者には為し得ない、貴重なサービスを施したことになるのです。
 もとより、それは容易なことではありません。この仕事は歓楽に満ちたバラ色の道とは縁遠い道です。強健なる魂は、困難を覚悟しないといけません。しごかれ、鍛えられ、様々な挑戦を受けることを覚悟しないといけません。そうした試練を受けて初めて、内部の霊性がその本来の力、本来の美しさ、本来の気高さを見せるのです。その試練の中にあって絶え間なく霊力が発揮されているのです。
 お二人がこれまでに為し遂げられた仕事と進歩、そして今まさに成し遂げつつあることに喜びを感じてください。それが、大霊の叡智によって創案された包括的な大計画への、あなた方の分野での貢献なのです。こうした素晴らしい霊的真理を手にし、人生の目的を理解し、自己実現と同胞への貢献の意義を悟ることができた私達は何と幸せでしょう」

ここで一息入れてから、改めてシルバーバーチが尋ねた。
「何か私にお聞きになりたいことがありますか?」
これに夫人が答えて言う。

-私が驚いていることが一つあるのです。講演を要請されて会場へ行き、壇上に上がった時は、ヤジが飛んでくるのではないかと一瞬怯えることがあります。そんな時、ただ真理を有るがままに述べればいいのだと悟ると、怯えも消え、しかも、まったくヤジられることがないのです。

次章[永遠の生命の次のページに備える]へ続く

「真理に対する反感や敵意は、無知が産み出す産物です。分別心がないのです。恐怖心から出ていることもあります。いわゆる洗脳の結果である場合もあります。精神が汚染されていて、何の抵抗力もなかった幼い時期に植えつけられた型にはまった教えから離れて理性を働かせることができなくなっているのです。
 そういう人達のことを気に毒に思ってあげないといけません。光の中で生きられるものを、暗闇の中で生き続けている人がこの地上に無数にいるという現実は、実に悲しむべきことです。なぜ人間は知識よりも無知を好み、真理よりも迷信を好むのでしょうか。
 それは、その人自身にとって気の毒なことなのです。地上に存在を得たそもそもの目的が、霊的覚醒を得ることであり、その結果として、折角の人生を無駄に終らせることなく、いずれは必ず訪れる死の後に控える、永遠の生命の次のページに備えないといけないのです。
 もし反抗に遭った時は、あなたが手にされた珠玉の真理をその人はまだ知らずにいることを気の毒に思ってあげて、その人の力になる言葉を投げかけてあげられるように、大霊に祈ることです。少しでも真理に近付かせてあげることが出来れば、それだけで、その人との出会いが無駄でなかったことになるのです。不幸にして何の役にも立たなかった時は、その人がまだ霊的真理を受け入れる用意ができていなかったことを意味します。受け入れる用意ができていない魂には、為すすべがありません。
 私が同志の方々にいつも申し上げていることは、自分に可能な範囲で最善を尽くすということ、これ以上のことは人間には求められていないということです。あなた方地上の人間は、不完全さを沢山携えた存在であり、その欠点を少しずつ改めていかねばなりません。が、それは長い時間を必要とする仕事であり、たった一回の地上生活で成就できるものではありません。
 その点あなたは大変恵まれた方です。血縁によって繋がったスピリットだけでなく、地上的な縁はまったくないスピリットの愛によっても守られております。血縁よりもっと永続性のある縁によって結ばれているスピリットです。そうした広範囲のスピリットによる援助があるからこそ、必要に応じたサービスを施すことが出来るのです。
 そして、もう一つ大切なことをお教えしましょうか。そうした霊界の援助者は、インディアンであろうと、中国人であろうと、ニグロであろうと、本当の自我のすべてではなく、進化せる存在のごく一部を顕現させているだけだということです」

「確かに、そうだろうと思っておりました」と夫婦が相槌を打った。

「全てに犠牲が伴っているのです。背後霊にも割り当てられた仕事があり、それを成就する為にはあなた方の協力が必要なのです。本日このサークルに来られて、今後の仕事への意欲を刺激されたとしたら、これも無駄でなかったことになります」

-無駄だなんて、とんでもありません。私達も今年で揃って七十歳になりました。が、もう年だといった気持から生き方を変えることは、とても考えられません。

「これまで全てのことが上手くいったのは、お二人の生き方が霊の力の導きを最優先してこられたからです。霊の力は決して見捨てません。決して疎かにはしません。常に導き、守り、支援し、お二人の霊的能力を最高度に発散させてくれるでしょう。
 ですから、うんざりなさってはいけません。お二人のチャーチを訪れるのは、肉体を携えた霊的存在です。その霊的身体は目に見えないかも知れません。ましてや魂(自我の本体)は見えません。大切なのは肉体ではありません。それはそれなりに役目があります。が、魂と霊的身体の成長こそ大切なのです。その成長にあなたが何らかの寄与をすることができれば、それは他の誰にもできないことをなさったことにほかなりません。ですから、堂々と胸を張って、大いなる愛と力に守られていることを常に自覚して仕事に励んでください。よろしいでしょうか?」

-大変勉強になりました。お礼を申し上げたいところですが、あなたは謝辞をお受けにならないことを存じておりますので、本日のことは大霊に感謝申し上げることに致しましょう。

「私が語った教えをお二人が有意義に活用してくださっていることは、よく存じております。が、私自身の教えではありません。私はただのマウスピースに過ぎません。英語をマスターして、上層界から授かった教えをあなた方のお役に立つ形で表現することができることを光栄に思っているところです。
 私のお蔭でよい仕事が出来ていると仰ってくださる方にお会いすると、私の心は喜びに溢れます。ですが、そのことで感謝の言葉をお述べになりたいのであれば、むしろ私の言葉を記録してくれている速記者(ムーア夫人)に向かって述べるべきでしょう。大変な仕事です。ですが、彼女は喜んで召使であることに甘んじております」

「本当に有り難いことです」とシンプソン夫人。

「彼女と旦那さんについての秘密をお教えしましょうか。実は二人はこの私が引き合わせたのです。この仕事の為にです。その意味では私に全責任があるのです。ですが、これまでのところ、二人はうまく行っているようです。私達霊団の者はこうしたカップルがいることを誇りに思っております。特殊な指導を受けており、それはこれからもまだ続きます。
 ということは、この交霊会もまだまだ続くということです。そういう計画になっているのです。どの政党が政権を握ろうと、明日のことを思い煩ってはなりません。将来を決めるのは霊的真理の意義をどこまで実生活に生かすかということです。霊的真理に従って生きるようにならない限り、本当の平和も調和も意義も、そして霊的・精神的・物的な恩恵も、手にすることはできません。そこに、我々が携わっているこの仕事の重大性があるのです」

これを聞いて、速記者の[旦那さん]である元牧師が質問する。

-今こうしている間にも、社会問題で悩み苦しんでいる人が大勢いるわけですが、スピリチュアリストとしてはどういう態度で臨むべきでしょうか。


次章[霊的原理の上に社会秩序を]に続く

「霊的真理を手にした者が恐れや不安を抱くようなことがあってはなりません。この世には問題が一杯あります。今も言いましたように、社会秩序が霊的原理を土台としない限り、問題の絶えることはありません。それを唯物的原理の上に築こうとするのは、砂上に楼閣を築こうとするようなものです。
 お互いが心の中に敵意を宿しているうちは、外にも平和は有り得ません。憎悪・激情・敵意・貪欲などに燃えている人がひしめき合っている時に、協力体制などというものが出来るでしょうか。
 愛とは摂理の成就であるといいます。地球上の人間の一人ひとりが兄弟であり姉妹であり、全人類が親戚縁者であることを理解すれば、互いに慈しみ合うに違いありません。そういう意図のもとに大霊は、各自に神性の一部を賦与し、その連鎖の輪が全世界を取り巻くようにしてくださっているのです。
 現段階の人類はまだ、自分が基本的には霊的存在であるという永遠の真理を、実感をもって認識するまでには至っておりません。同じ神性を宿しているが故に、お互いが切ろうにも切れない霊的な縁で結ばれており、進歩するも退歩するも、一蓮托生ということです。
 そこにあなた自身の責任が生じます。真理を手にしたら、その時から、それをいかに使用するかについての責任が問われるということです。霊的真理に目覚め、霊力の働きに得心がいったら、その時から、今日の悩み、明日への不安を抱くことがあってはなりません。
 あなたの霊性が傷つくようなことはありません。あなだか手にした霊的知識、あなたに啓示された真理に忠実に生きていれば、いかなる試練の炎の中を通り抜けても、霊性が火傷を負うことはありません。地上界で生じるいかなる苦難にも、霊的に傷ついたり、打ちひしがれたりすることは絶対にありません。動機と目的さえ正しければ、霊の力が何とかしてくださることは、これまでの体験でも十分に証拠を手にしておられるはずです。
 残念ながら今のところ、霊的真理を理解している人は極めて少数であり、決して多くはありません。大半の人間は、物量・権力・圧政・隷属的体制こそ[力]であるかに考えております。が、大霊の子は身体的・精神的・霊的に[自由]であるべく、地上に生をうけているのです。
 いずれは霊的真理が世界各地に浸透するにつれて、地上の人間も日常生活をより自由に、より明るく生きることが出来るようになるでしょう。この英国においても、また他のいかなる国においても、もう[話が終った]わけではありません。進化しようとする霊性がゆっくりと着実に発現してまいります。その歩みを地上的勢力が邪魔をし進歩を遅らせることは出来ても、大霊の意図を変えさせることはできません。
 もしもそれくらいのことで大霊の意図が変更の止む無きに至るものであれば、この地球はとっくの昔に崩壊していたことでしょう。霊は物質に優るのです。霊力こそ宇宙の支配力なのです。だからこそ、いつも申し上げるのです-心を奮い立たせなさい、胸を張って生きなさい、地上世界に怖がるものは何一つありません、と。何事も必ず克服できます」

 サークルのメンバーの一人で、動物愛護運動に献身している女性が反抗の大きさを訴え、もはや刀折れ矢尽きた感じですと述べた。するとシルバーバーチが-
「あなたが取るべき態度は、あなた個人としての最善を尽くして、そこでストップすることです。身体的に疲労の極みに達し、精神的にも限界と思える段階に至ったら、それをあなたの限界として、それから先へは進まないことです。持てる力を一気にぶちまけても、あなた一人の力で世の中を変えることはできません。あなたがこちらへ来られた後も、事情はそのままです。あなたには、この地上へ出て来る時に約束した仕事があり、今それをおやりになっているところです。
 その仕事の為に、これまで霊の世界から色々と援助の手が差し伸べられてきました。現在も援助の手が差し伸べられております。そして、これからもその手が引っ込められることはありません。しかし、大切なのは、あなたの精神を穏やかに、冷静に、そして確信に満ちた状態に保つことです。そうすれば、霊の力は必ずやその力を発揮します。正義・善・節度、これを守れば必ずや目的は成就されます。
 もしも辛い思いをするのはもう御免だと思うようになったら-それも人間として私は決して咎めるつもりはありませんが-少なくともあなたの霊的成長はそこで止まります。成長は困難に立ち向かうこと、挑戦を受け止め、そして克服していくことによってのみ得られるのです。
 あなたの場合は、自分で自分を守る術を知らない動物の為の仕事をなさっているわけですが、いかなる仕事であれ、自分を役立てる仕事をしている時は、必ず大勢の高級霊が援助の手を差し伸べております。その霊団が途中で仕事を投げ出してしまうようなことは絶対にありません。耐え忍んでいれば、必ずや目的は成就されます。もとより簡単にはまいりません。苦しい事も辛い事もなしに成就されるとは申しません。が、必ずや成就されます。霊団の方は決して降参しません。成就するまで援助します」

別のメンバーが「霊の力は強烈かも知れませんが、肉体の力は弱いのです」と言うと

「肉体の力はどこから湧いて出るとお考えですか」

-霊からです。

「ならば、必要に応じてその霊力を引き出せばいいのではありませんか」

-そのつもりでやっております。が、一日も終わりに近付くと、いささか疲れます。

「だったら、そこで止めて、睡眠を取り、体力を回復して、次の日の仕事に精を出せばよろしい。私も永いこと地上界の仕事に携わっていて、皆さんのご苦労はよく理解しているつもりです。が、条件さえ整えば、イザという時には霊力が湧き出るものであることを確信しております。

 ただし、[条件が整えば]ということを忘れないでください。何度も申し上げてきましたように、その条件は霊界側の条件のことです。霊界側のタイミングで、霊界側の方法で働きかけます。人間側の都合に合わせて行うのではありません。
 私達はあなた方より広い視野で見ております。人間の視野は極めて限られております。ですから、背後霊に任せることです。万事上手く行きます。一時的には不遇を忍ばねばならないことがあるかも知れません。しかし最終的には必ず上手く収まります」

続いてお金の問題が持ち上がったが、シルバーバーチは
「お金はとかくトラブルのもとになります。余るほど入っても厄介ですし、残してもトラブルのもとになります」
と述べて、金銭への執着を戒め、いくつかの個人的な問題についてコメントした後、こう述べた。
「どうやら私の時計の電池が切れかかってきたようです(注)。そろそろ引き上げなくてはなりません。
 お別れする前に、共に心を静かにして、お互いがそれぞれの道に進むに当たって、こうしてしばしの間一緒に過ごしたこの部屋は、霊の力が降りたが故に清められていることを知ってください。
 その聖なる霊力にこうして浸ることが出来たことを、私達は光栄に思わないといけません。それはまさに全生命の根源である創造主から発せられた力です。日頃の生活においても、その崇高なる力を少しでも多く受け入れることが出来るように心掛けようではありませんか。
 誰にでも分け隔てなく授けられるこの大霊からの愛に浴し続け、任せられた仕事に明るく精を出し、いついかなる時も、高き界層からの使者に見守られていることを忘れないようにしましょう。
 内も外も平和が漲るようになる道は、各自がそう自覚するしかありません。神の祝福の多からんことを」




(我々地上の人間は、肉体という潜水服を着て大気という海の中に潜っているようなもので、いつまでも潜り続けるわけにはいかない。時折上がって一服する必要がある。それと同じで、肉体に宿っての活動にも限界があり、ある一定時間以上は続けられなくて、一旦肉体から脱け出て、霊気を補充しなくてはならなくなる。それが睡眠である。
 ここでシルバーバーチが言っているのは、多分霊界の霊媒であるインディアンが、バーバネルの身体に宿ってその肉体機能を操る為のエネルギーが切れ掛かっていることを意味していると察せられる。勿論シルバーバーチと名乗る高級霊も、地上圏との接触の為にかなり波動を下げていることは事実であるが、本人が語っているところによると、本来の所属界に戻って英気を養うのはイースターとクリスマスの二度だという。その間は、我々人間が地上界に束縛されているように、シルバーバーチの霊的な意識はかなり制約されているらしい。高級霊にとっては[苦行]にも等しい大変な犠牲的行為で、[霊訓]のインペレーター霊などは、これを[国籍離脱]にも似た行為と呼んでいる-訳者)

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