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カテゴリ:★『スピリチュアリズムについて』 > スピリチュアリズムの始まり

スピリチュアリズムの始まり 目次

最初に断わっておきたいこと

死後の世界観を塗り変えたスピリチュアリズム

その発端

霊との交信の始まり

事件の発展

半世紀後の結末

フォックス家を記念して-

心霊実験の始まり

実験会へと発展

中傷と偏見と

三姉妹を弁護したグリーリーの名論説

地球規模の大計画

 これから、このカテゴリーにて、フォックス姉妹の話が出てきます。それは、後述を読んでもらえば理解出来ます。

 しかし、インターネット上では、このフォックス姉妹は偽物である、という情報も多数掲載されています。ラップ音は足の関節を鳴らしていたとか、真っ暗な部屋の中で、紐で吊るした林檎を落下させて、あたかも霊の如く偽装していた、等々。

 それは、真実かもしれないし、真実でないかもしれない。というのも、この姉妹が、有名になるにつれ、多額の金が入って来るようになったからだ。その時点で、スピリチュアリズムが有名になると自分達の立場が危機に瀕する人々、例えば教会関係者など(キリスト教信者が減れば、収入が減るから)が、多額の金銭で姉妹を釣って、嘘の証言をさせたとか。又、一旦は嘘の証言をしたが、後に、「ラップ音は本当に心霊現象だったのです」、と撤回したとか、色々な話が掲載されている。

 まあ、その内の幾つかを挙げるとすれば、

 まずは擁護派のサイトとしては、ここ(PCサイトのみ)。

 又、偽物派のサイトとしてはこっち(PCサイトのみ)。

 その他にも、ウィキペディアとかも参考してもらいたい。

 まあ、この姉妹自体、後にアル中とかになってしまっているらしいし、とてもじゃないが、そんな高尚な魂ではなかったと、私は思う。しかし、たとえこの姉妹が関わった心霊現象が真実だとしても、又偽物だとしても、それは一向に構わないのではないか。まあ、気にする人は、この姉妹が偽物だと判断したら、その後の連綿と続くスピリチュアリズムの系譜全てを偽物と断罪するのだろう。
 けど、そういうものではないと思う。なぜなら、この姉妹の段階では、あくまで発端、始まりなのだから、話題になりさえすればいいのだから。そもそも、最初の段階で話題にならなかったら、全くその後の発展のしようがない。だから、企業にしても、最初の段階で、多額の広告費をかけて、新聞のチラシやら、広告やら、チンドン屋やら、新装開店の派手な装飾で、みんなにアピールするのだ。だから、この姉妹の使命は、とにかく心霊現象に世間の注目を集めることだったと思うから、たとえそれが真実であろうが偽物であろうが、大して問題ないのではないか。まあ、勿論真実であった方がいいに越したことはないけどさ。しかし、それはもう当時の人々が全員死亡しているのだから、証明しようがない。

 だから、この姉妹は、あくまでチンドン屋の役割であり、社長や皇帝や王様クラスの高級霊は、もっと後になってから、つまり世界的にスピリチュアリズムが話題になって有名になってから出現してきたのだ。事実、フォックス姉妹の後、暫くは、物が勝手に浮遊したとか、テーブルがひとりでに動いたとか、その程度の心霊現象ばかりで、シルバーバーチの霊訓等の高尚で具体的な教えはもたらされなかった。

 だから、フォックス姉妹が真実か偽物かの判断は、個々に任せるが、たとえこのフォックス姉妹が偽物であると判断されたとて、その後に人類にもたらされたシルバーバーチの霊訓等まで、全部偽物であると断言するのはよくないと思う。あくまで、ただ話題になるだけが使命であった、後年アル中になる程度の人間のしたことと、シルバーバーチのような高尚な教えとを同列に考えないで頂きたい。それに、心霊現象のような目に見えない分野のことは、とかく偽物が多い。それは、現代でも一緒だ。スピリチュアリズムとは無関係な怪しい宗教団体が、あなたには悪霊がついているとか言って、無知な老人とかを騙して300万円の壺を売りつける霊感商法とかさ、そんな低俗な犯罪行為と、シルバーバーチの霊訓とを一緒くたにして考えないで欲しいよ。

 だから、偽物を発見したとて、偽物が存在するのなんて、それは当たり前のことだよ。だって、世の中には悪人がうじゃうじゃいるんだから。目に見える高級ブランド、ルイヴィトンとかシャネルとかでも、偽物が横行しているのに、目に見えない霊に関することで、偽物が存在しない筈がないではないか。だから、一つや二つ偽物を発見したとて、それで全てのスピリチュアリズムを否定しないで頂きたい。

 ただのラップ音程度の簡単な心霊現象ならば、金儲け至上主義の詐欺師によるトリックも可能かもしれない。しかし、シルバーバーチのような具体的で高尚な長文に関して、偽物を偽造するとは、果してそんなことが有り得るのか?そんなことをして、一体何になるというのか?又、シルバーバーチの霊訓のような素晴らしい文章を、ただの犯罪者が書くことが出来るのか?ということだ。そんなことは到底無理だ。まあ、私が言いたいのは、そんなことです。

『近代の霊魂学[スピリチュアリズム]』より抜粋。

 スピリチュアリズムとは何か

 霊界から人間界への働きかけにも色々ある。大きく分ければ、物理的なものと精神的なものの二種類である。
 家具等の大きな物体が動いたり、小間物が部屋中を飛んだり、人体が宙に浮いたり、家屋全体が揺すられたりするのを物理的現象、ないしは客観的現象と呼ぶ。これには当然、騒々しい音がつきまとうので、英語では「騒々しい霊」という意味のpoltergeist(ポルターガイスト)という用語で呼ぶこともある。語源がドイツ語であることも、こうしたものが世界中どこでも昔からよく起きていたことを物語っている。
 これとは対照的に、霊の姿が見えたり声が聞こえたり、その霊からのメッセージをインスピレーション的にキャッチして文字で書いたり語ったり、或は霊が直接人体に乗り移って語ったりするものを精神的現象、ないしは主観的現象と呼ぶ。
 物理的現象を目的として霊媒を使用して行う催しを物理的心霊現象実験会、略して心霊実験と呼ぶが、その催しでの圧巻は霊がエクトプラズムという半物質体を纏って生前そのままの姿で出現するもので、英国の世界的生化学者ウィリアム・クルックス博士の実験室(生化学の実験室をそのまま心霊実験に使用した)に出現したケーティ・キングと名乗る女性霊は、品のいい美人であった上に、それが44枚の写真に収められたことで、スピリチュアリズム史上空前絶後の貴重な資料として遺されている。
 精神的現象を人為的に実験するものとして「招霊実験会」というのがある。文字通り霊を招いて霊媒の発声器官を使って語ってもらうもので、出席者の身内の者だったり、歴史上の著名人だったり、他の国籍ないしは民族の者だったりする。
 三千年前、即ちイエスより千年も前に地上生活を送ったというシルバーバーチ霊は、地上時代の本名も国籍も明かさないまま、モーリス・バーバネルという霊媒の口を使って、毎週一回、実に六十年にわたって、平易でありながら深遠な霊的教訓を語り続けた。

何事にも発端というものがある。すピリチュアリズムの発端は、ニューヨーク州に属するとはいえ今なお人家の少ない片田舎でのポルターガイストだった。
 話はほぼ百五十年前に遡る。日本では世界へ門戸を開く大変革の幕開けとなる嘉永元年に相当する。五大湖の一つのオンタリオ湖に近いロチェスター市のハイズビルという村で、ある騒動が起きた。
 1847年の暮れのこと、その村に家を新築中のフォックス家の家族四人が、完成までの仮住まいとして、中二階の木造家屋に移り住んだ。家族はフォックス夫妻と娘二人、マーガレット(十二歳)とケート(九歳)であるが、他に既に嫁いでいる長女リーアと、既に独立している二人の息子がいて、家族全体としては七人だった。
 さて、移り住んで直ぐから、四人は何となく騒々しい家だという印象を受けたという。家のどこかで音がするのである。それが、年が開けてからは家屋全体が揺すられたり、眼に見えない人間が家中を歩いているような足音がするようになった。
 ただ、それはいつも夕刻からで、昼間は何事もなかった。それが翌年の三月に入ってから安眠が出来ない程頻繁になり、寝る前には両親がローソクを手にして家中を見て回り、ドアがひとりでに開いたりするとフォックス氏が直ぐに飛んで行って調べるのだが、人影は見当たらない。
 そうしているうちに、いよいよ歴史的な一日となる三月三十一日がやってくる。当日は朝から吹雪で、昼間のうちに息子のデービッドがやって来て母親から不思議な現象の一部始終を聞かされたが、
 「そんなの、そのうち笑い話になるよ」と言い残して昼間のうちに帰って行った。
 夕方になっても吹雪は止まず、今日は早く寝ようということになり、二人の子供は両親と一緒に寝ることにして、ベッドを両親の寝室へ運び入れた。そして家族四人がベッドに入った時に母親が
 「今日だけは何が起きても口をきいてはダメよ」と言いつけた。ところが、母親がそう言い終わるのと時を同じくして二人の子供が口をそろえて
 「あ、やっぱりいる!」
 二人には霊視能力があったのである。母親が身を起こして
 「口をきいてはダメと言ったでしょ!」と叱るように言って、また横になった。ところが、それに反抗するかのように音が激しく、そして大きくなった。二人の娘は堪らなくなってベッドの上に起き上がった。母親が夫に
 「窓の音じゃないでしょうね?」と言うと、フォックス氏がベッドから出て窓を一つ一つ点検して回った。確かに、外は吹雪なので、どの窓も少しは音を立てていた。
 その時ケートは、フォックス氏が両手で窓を揺するごとに同じような音が寝室でもすることに気づいた。そこでケートは天上の方を向いて
 「コレ、鬼さん、あたしのするようにしてごらん」と言って、指と指とでパチンと鳴らしてみた。すると空中でも同じような音が鳴った。これが人類史上に残る大発見の端緒になるとは、その時の四人は知る由もなかった。

ケートには霊視能力があったようで、空中に何やら人影のようなものがあるのを感じ取っていた。そこでその影に向かって、わざと音を出さずに親指と人差し指を合わせて鳴らす仕草をしてみた。すると音が返ってきた。そこで母親に
 「ママ、見て、ほら!」と言って、さっきと同じ仕草をしたところ、その仕草の回数だけ空中で音がする。それを見て母親はその「鬼さん」にはケートの言葉が聞こえ、さらに自分達の姿が見えていることに、あるものを直感して叫んだ。
 「十回鳴らしてみて!」
 すると間違いなく十回続けて音がした。さらに聞いた。
 「娘のマーガレットの年齢は?」
 十二回鳴った。
 「じゃ、ケートは?」
 九回鳴った。どちらも正確である。一体何者だろうか。自分の想念がこだましているのだろうかと考えたが、それは次の質問と返答が打ち消した。
 「私の子供は全部で何人?」
 七つ鳴った。六人しかいないのに、これは間違いだと思った。そこで
 「もう一度鳴らしてみて?」と頼むと、やはり七回鳴った。その時母親の脳裏をよぎるものがあった。そこで尋ねた。
 「七人とも生きているの?」
 これには何の返答もない。
 「じゃ、生きているのは何人?」
 これには六回鳴った。
 「死んだ子供は何人?」と訊くと一回だけ鳴った。
 確かにフォックス夫人は幼い子供を一人亡くしている。この返答には明らかに知性がある。自分の妄想ではない。となると・・・と考えて
 「あなたは人間なの?」と聞いたみた。
 返事がない。地上に生きている人間ではないということだろうか。そう思ってさらに尋ねた。
 「じゃ、霊(スピリット)なの?」
 肯定するかのような響きの叩音(ラップ)が鳴った。ここで夫人は事の重大さを直感して、第三者に立ち会ってもらおうと考えた。そこで尋ねた。
 「近所の人達を呼んでもいいかしら?」
 「いい」と言わんばかりのラップが鳴った。


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