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自殺の霊的知識

自殺してはならない霊的な理由


 ここでは、アラン・カルデック著の[霊の書]より、初心者向けの霊的知識を紹介していきます。なぜ数ある霊的書物の中で霊の書]なのかと言えば、簡潔に述べられていて、理解し易いからです。初心者が長文を読むのはハードルが高いと思ったからです。なので、まずは簡潔な短文でご理解ください。そして霊的知識に、より興味を持たれたら、当サイト内の他の[霊の書]の項目や、他の[シルバーバーチの霊訓]等の霊的知識の項目を存分にお読みください。


アラン・カルデック

霊の書]の[霊の受肉]から[]の項目の一部を抜粋




○魂とは何ですか。
「肉体をまとった霊(スピリット)のことである」
-肉体と結びつく以前、魂は何だったのですか。
「霊であった」
-では、魂と霊とは全く同じものですか。
「そう、魂とは霊である。肉体をまとう以前、見えない世界に住む一個の知的存在であって、その浄化と啓発の目的のために、一時的に肉体に宿るのである」

○人間には、この魂と肉体の外に、何かありますか。
「魂と肉体を結びつける媒体がある」
-その媒体とはどのようなものですか。
「それは半物質-つまり、魂と肉体の中間的性質のもの、それ故にこそ、両者の仲介が出来るのである。この媒介を通じ、霊は物質に作用し、物質はまた霊に作用するのである」
〔注解〕人間は三つの要素から構成されている。①肉体、これは動物と同じで、活力原理から生気を受ける。②魂、即ち肉体に宿った霊のこと。③両者の媒介物、外被。半物質で霊の外被として肉体と結びつけるもの。

○魂は活力原理とは別個のものですか。
「何度も繰り返すように、肉体は単に魂の外被にすぎない」
-肉体は、魂なしでも、存在できますか。
「できる。しかも魂が肉体を去るのは、肉体が生きることを止める時に限る。誕生以前は、魂と肉体の結合は完全ではない。しかし一度その結合が完全に行われると、死によらねば、両者の結合が断たれることはない。その時初めて魂は肉体を去る。魂なしでも、有機的生命は肉体に働くかもしれないが、有機的生命を奪われた肉体に、魂が入っていることは出来ない」
-もし、肉体に魂がなければ、肉体とは一体何ですか。
「知性をもたぬ肉のかたまり。それを何と呼んでもよいが、もはや人間とは呼べない」

○一つの霊が、同時に、二つの肉体に宿ることが出来ますか。
「不可能である。霊とは個性であるから、同時に二つの生命体に働くことは出来ない」




管理人の解説

 まず、大前提として、人とは、ただの肉の塊ではない。偶然に生まれて、偶然に死んでいくような存在ではない。それは唯物主義者や無神論者の戯言だ。

 魂はある。そして、それは肉体に入る前には、霊体で霊界で生きていた存在だ。そして魂と肉体を繋ぐのは、細い紐状のものだ。それは日本式の呼称では玉の緒と言い、西洋式ではシルバーコードと言う。この紐がプツリと切れると、それがすなわち死を意味する。だから、一見死亡しているように見えても、後で息を吹き返したならば、その者のシルバーコードはまだ切断されていなかった、ということだ。

 そして、魂とはすなわち個性である。だから、二つに分断することは不可能だ。なので、同時期に一つの魂が二つに割れて、別々の二人の肉体に宿るというのはあり得ない。外国に二つの頭と一つの胴体という人がいる。その場合は、肉体は一つであっても、頭部が二つありそれぞれ別々の性格なのだから、二つの魂が一つの肉体に入り込んでいるだけだ。けっして、一つの魂が分割されて、二つの頭部の口を通して別々に自己主張しているわけではない。



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