先日、俺は福島県で除染作業員として働いており、いわき市に住んでいた。それで、その時にニュースで、いわき市の警察署の、たしか26歳位の警官が、勤務中に突然姿を消して、その後、川岸で拳銃で頭を射抜いて死んでいたらしい。まあ、状況からして、他殺ではなく、自殺だな。
 こういう警察官の事件は頻発しているな。なんだか、やはり警察官も普通の人間で構成されているので、キチガイのような、陰湿な虐めをする馬鹿上司とかがいるらしい。その馬鹿のストレス発散の標的になると、その標的が糞真面目な場合、自分で全てストレスを抱え込んでしまい、自殺してしまうらしい。まあ、この巡査が自殺サイトを覗いていたのかは分からないが、たとえ自殺サイトを閲覧していなくても、自殺してしまったので、相当精神が参っていたのだろう。
 でもさ、まあ、毎回毎回、こういう事件って、自分で自分の体を傷付けて、つまり自殺して幕を閉じるよな。なぜか、手元に自衛官以外が入手出来る武器の内、最強の、拳銃という武器を持っているのに、その武器をその苛めていた上司に対して発砲するのではなく、毎度、自分の頭に向けて発砲して自殺しちまうんだよな。これが、真面目君の思考回路だ。
 日本人は、自殺サイトを閲覧しているような奴等も含めて、みんな、他人に迷惑をかけることを極度に嫌う。生活保護でさえ、もう既に生活保護を受けねば生活が成り立たないような状況の老人とかでも、生活保護受給は恥だ、という固定観念に雁字搦めにされており、餓死を選ぶとかさ。まあ、俺も、過去の俺はそういう考えだったよ。ちっとも柔軟性が無いんだよな。一つの考え、一つの道しかなくて、それ以外の選択肢は恥ずかしいとか、外道とか、邪道とか考えていた。でも、そんな奇麗事を言えるのは、文字通り生活に余裕がある奴等だけだよ。俺なんて底辺の底なんだから、そんなことは言っている余裕なんてある筈もなかったんだ。だから、自殺サイトを閲覧して死ぬこと、自殺することばかり考えているような奴等も、それはあくまで固定観念で凝り固まってしまっているのであって、他の道も、実はあるということに気付いてくれ。そして、その気付きとは、己がもう吹っ切れるしかないってことだ。

 以下、北野武監督のブラザーという映画の中のワンシーンで、俺が大好きなシーンだ。リンク切れになってしまっていたら、御免なさい。

 ブラザーのシーン

 普通の日本人だと、まず白人は日本人よりもかっこよくて、あらゆる面で日本人よりも上位に位置する、なんていうように、知らず知らずの内にメディアの刷り込みにより思い込んでしまっている。しかし、このワンシーンは、白人共を拳銃で撃ちまくって、最後に「ファッキングジャップくらい分かるよバカヤロー!」という言葉で締め括る。最高に気持ちの良いシーンですな。このシーンみたいに、上司に苛められている警察官もさ、毎度毎度拳銃自殺なんてせずにさ、たまには、最強の拳銃という武器を当たり前の事として所持することが許されている警察官という職に就いているんだから、その拳銃をムカつく上司に向かって発砲して、「糞野郎!地獄へ落ちろ!」とか捨て台詞言った方がいいんじゃないの。まぁ、そんなことをすれば当然逮捕されてしまうので、止めた方がいいけどな。今のは冗談だよ。けどさ、苛められたからといって、河原で自殺するなんて、もう、死ぬ最後の時まで、テメエは負けるのかよ!だったら、そんな職辞めちまえよ。とはいえ、今の厳しいご時世、折角警察官なんていう超安泰な給与体系の仕事をそう易々と放棄するのはお勧めしない。けどさ、結局、自殺してしまうんだったらさ、辞めた方がよくね?あくまで、自殺するくらいなら、辞めちまえってことさ。

 まあ、その他にもさ、もう、自殺するってことは、その肉体の命を無くすってことなんだからさ、もう、そんなんだったら、ドカンと吹っ切れた方がいいよ。俺がこの前まで行っていた福島県の除染で知り合った人達もさ、仕事帰りにホームセンターで新しい安全靴を買ったからって、古いボロボロの安全靴を、勝手にそのホームセンターの敷地内に置いて来てたよ。その人は笑いながら「人に迷惑かけちゃうのが(自分の名前)ちゃんなんだよね~」とか笑いながら言ってたぞ。でも、自殺を選択するような奴等は真面目過ぎるので、そんなことは絶対に出来ないだろう。まあ、そりゃ、ホームセンターの敷地内に不法投棄するのは間違いなんだけどさ、その位吹っ切れた方がいいよ。俺もその人達と暮らす前と後では、考え方にけっこう違いが生まれたよ。やはり福島に行く前は、なんだか全てに消極的に、受身の人生だった。モジモジしてばかりいたよ。けど今は、以前よりかは多少は改善されたよ。なんだか、ズケズケと少しは生きられるようになったよ。
 借金にしてもさ、福島で知り合った人は、家賃踏み倒したり、逃げたり、クレジットカード会社から催促の電話がかかって来ているのに無視したり・・・もうね、今までの真面目過ぎる俺とは全く違う人達だったよ。でも、そんな不真面目さは手本にはしてはならないけど、その位のずうずうしさが無ければ、この世は渡っていけないような気がする。まあ、一生安泰の公務員とかなら、そしてその仕事がずっと自分の適性に合っており、何の問題もないのならば、一生糞真面目君でも構わないかもしれないけどさ。でも、自殺サイトを閲覧しているような人達は、もう人生、かなり逼迫、切迫している人達でしょう。だったら、どこから吹っ切れられるのかは各々の人生なので分からないが、どこかしらで吹っ切れるしかないでしょう。