○同じ観念が-たとえば、同じ発見のアイディアが-同時に複数の人に現れることがよくありますが、彼等が共に遠く離れているにも拘わらず、あれは何処から来るのですか。
「前にも言った通り、霊は睡眠中に互いに交流し合っている。そこで、肉体が目覚めている時に、霊はその学び知ったことを思い出す。人はその時、自分でそれを思い付いたのだと思う。この故に、同時に複数の人物が同一のことを発見できるわけだ。諸君は着想は「空間にあり」と言う。それは、真理は思いがけず近くにあるという意味だ。人は誰しも無意識の内に、思想を伝達し合っているのである」

○肉体の覚醒時にも、霊の方は相互に交流できるのですか。
「霊というものは、箱の中にあるように、肉体の中に閉じ込められているわけではない。それは四方八方に肉体の周囲に放射している。それゆえ覚醒時といえども、他の諸霊と交流することは可能である。ただ相当な困難はあるが」

○覚醒時に、二人の人間が同時に同一の思想をもつということがよくありますが、どうしてそうなるのですか。
「心の通じ合っている二人の場合は、覚醒時でもお互いの思念を交流し合っている、この故である」