喜びと楽しさに満ち溢れた世界である。各種の競技会もあり、娯楽もスポーツもある。但し、動物に苦痛を与えるような種類のもの(狩りなど)はない。飲食に関して言えば、地上のような重々しいものではなく、ただ風味だけを楽しむといった程度のものなら存在する。そこのところの誤解がある種の混乱を生むようである。
 しかし、何より大切なのは、この地上と同じく、才能とエネルギーと個性とバイタリティに富む者が-それを正しく行使すればのことであるが-人の上に立つ仕事をするし、無欲性と忍耐力と霊性に富む者は、矢張り地上と同じく、魂の質が高いことを示すという。それは、霊界入りする以前の地上での幾多の苦難の体験によって培われていることが多く、それが霊界へ来てからの活性化と促進の原動力となっているという。
 地上にある時はその苦難の意義が理解出来ず、惨酷にすら思えることがあっても、霊界へ行ってみれば、それなくしては地上生活は不毛で無益であることが分かるものらしいのである。