これから、このカテゴリーにて、フォックス姉妹の話が出てきます。それは、後述を読んでもらえば理解出来ます。

 しかし、インターネット上では、このフォックス姉妹は偽物である、という情報も多数掲載されています。ラップ音は足の関節を鳴らしていたとか、真っ暗な部屋の中で、紐で吊るした林檎を落下させて、あたかも霊の如く偽装していた、等々。

 それは、真実かもしれないし、真実でないかもしれない。というのも、この姉妹が、有名になるにつれ、多額の金が入って来るようになったからだ。その時点で、スピリチュアリズムが有名になると自分達の立場が危機に瀕する人々、例えば教会関係者など(キリスト教信者が減れば、収入が減るから)が、多額の金銭で姉妹を釣って、嘘の証言をさせたとか。又、一旦は嘘の証言をしたが、後に、「ラップ音は本当に心霊現象だったのです」、と撤回したとか、色々な話が掲載されている。

 まあ、その内の幾つかを挙げるとすれば、

 まずは擁護派のサイトとしては、ここ(PCサイトのみ)。

 又、偽物派のサイトとしてはこっち(PCサイトのみ)。

 その他にも、ウィキペディアとかも参考してもらいたい。

 まあ、この姉妹自体、後にアル中とかになってしまっているらしいし、とてもじゃないが、そんな高尚な魂ではなかったと、私は思う。しかし、たとえこの姉妹が関わった心霊現象が真実だとしても、又偽物だとしても、それは一向に構わないのではないか。まあ、気にする人は、この姉妹が偽物だと判断したら、その後の連綿と続くスピリチュアリズムの系譜全てを偽物と断罪するのだろう。
 けど、そういうものではないと思う。なぜなら、この姉妹の段階では、あくまで発端、始まりなのだから、話題になりさえすればいいのだから。そもそも、最初の段階で話題にならなかったら、全くその後の発展のしようがない。だから、企業にしても、最初の段階で、多額の広告費をかけて、新聞のチラシやら、広告やら、チンドン屋やら、新装開店の派手な装飾で、みんなにアピールするのだ。だから、この姉妹の使命は、とにかく心霊現象に世間の注目を集めることだったと思うから、たとえそれが真実であろうが偽物であろうが、大して問題ないのではないか。まあ、勿論真実であった方がいいに越したことはないけどさ。しかし、それはもう当時の人々が全員死亡しているのだから、証明しようがない。

 だから、この姉妹は、あくまでチンドン屋の役割であり、社長や皇帝や王様クラスの高級霊は、もっと後になってから、つまり世界的にスピリチュアリズムが話題になって有名になってから出現してきたのだ。事実、フォックス姉妹の後、暫くは、物が勝手に浮遊したとか、テーブルがひとりでに動いたとか、その程度の心霊現象ばかりで、シルバーバーチの霊訓等の高尚で具体的な教えはもたらされなかった。

 だから、フォックス姉妹が真実か偽物かの判断は、個々に任せるが、たとえこのフォックス姉妹が偽物であると判断されたとて、その後に人類にもたらされたシルバーバーチの霊訓等まで、全部偽物であると断言するのはよくないと思う。あくまで、ただ話題になるだけが使命であった、後年アル中になる程度の人間のしたことと、シルバーバーチのような高尚な教えとを同列に考えないで頂きたい。それに、心霊現象のような目に見えない分野のことは、とかく偽物が多い。それは、現代でも一緒だ。スピリチュアリズムとは無関係な怪しい宗教団体が、あなたには悪霊がついているとか言って、無知な老人とかを騙して300万円の壺を売りつける霊感商法とかさ、そんな低俗な犯罪行為と、シルバーバーチの霊訓とを一緒くたにして考えないで欲しいよ。

 だから、偽物を発見したとて、偽物が存在するのなんて、それは当たり前のことだよ。だって、世の中には悪人がうじゃうじゃいるんだから。目に見える高級ブランド、ルイヴィトンとかシャネルとかでも、偽物が横行しているのに、目に見えない霊に関することで、偽物が存在しない筈がないではないか。だから、一つや二つ偽物を発見したとて、それで全てのスピリチュアリズムを否定しないで頂きたい。

 ただのラップ音程度の簡単な心霊現象ならば、金儲け至上主義の詐欺師によるトリックも可能かもしれない。しかし、シルバーバーチのような具体的で高尚な長文に関して、偽物を偽造するとは、果してそんなことが有り得るのか?そんなことをして、一体何になるというのか?又、シルバーバーチの霊訓のような素晴らしい文章を、ただの犯罪者が書くことが出来るのか?ということだ。そんなことは到底無理だ。まあ、私が言いたいのは、そんなことです。