自殺ダメ
(自殺ダメ管理人よりの注意 この元の文章は古い時代の難解な漢字が使用されている箇所が多数あり、辞書で調べながら現代で使用するような簡単な漢字に変換して入力しています。しかし、入力の過程で、間違える可能性もあります故、どうかご了承ください)
肉の人とは結局原始人型の人間のことである。その種の人間は勿論、死後に於いてもその器量相当の境地を選ぼうとする。彼は濃厚鈍重な肉体に包まれた地上生活が恋しくて堪らない。従って彼の行先は、通例元の地球上であるが、稀に他の天体に向かうものもあるとの事である。数ある天体の中には地上よりも一層濃厚な物質の世界もあるらしい。
無論それ等の天体の或物には人類が住んでいる。しかし彼等の物質的肉体は、地上の『時』とは違った『時』に支配され、別のリズムの中に生きているから、身体各部の振動数が地上のそれよりも迅速であったり、又は緩慢であったりするので、必ずしも地球の人類の感覚には映じないであろう。私は彼等を指して人類と呼んだが、それは彼等の生活状態、又彼等の体的構造が大体地上の人間と同様に出来ているからである。
(評釈)他の天体の生物を説いている霊界通信は、他にも少なくない。ステッドの通信中にもそれが見出される。我々はこれに対して、暫く傍観の態度を執るより外に致し方がない。これは肯定すべき充分の資料が、まだ揃っていないと同時に、又これを否定すべき何等の学術的根拠もない。ただ現在として、この種の問題を認識するのが、時期尚早であることは確かである。理論的にも又実験的にも、一分一厘隙間のない死後の世界の存在につきてさえ、まだ心の眼を開こうとしない連中が、多数を頼んでしきりに愚論を逞しうする現在ではないか。他の天体にまではまだちょっと手が延ばされていない。
(自殺ダメ管理人よりの注意 この元の文章は古い時代の難解な漢字が使用されている箇所が多数あり、辞書で調べながら現代で使用するような簡単な漢字に変換して入力しています。しかし、入力の過程で、間違える可能性もあります故、どうかご了承ください)
肉の人とは結局原始人型の人間のことである。その種の人間は勿論、死後に於いてもその器量相当の境地を選ぼうとする。彼は濃厚鈍重な肉体に包まれた地上生活が恋しくて堪らない。従って彼の行先は、通例元の地球上であるが、稀に他の天体に向かうものもあるとの事である。数ある天体の中には地上よりも一層濃厚な物質の世界もあるらしい。
無論それ等の天体の或物には人類が住んでいる。しかし彼等の物質的肉体は、地上の『時』とは違った『時』に支配され、別のリズムの中に生きているから、身体各部の振動数が地上のそれよりも迅速であったり、又は緩慢であったりするので、必ずしも地球の人類の感覚には映じないであろう。私は彼等を指して人類と呼んだが、それは彼等の生活状態、又彼等の体的構造が大体地上の人間と同様に出来ているからである。
(評釈)他の天体の生物を説いている霊界通信は、他にも少なくない。ステッドの通信中にもそれが見出される。我々はこれに対して、暫く傍観の態度を執るより外に致し方がない。これは肯定すべき充分の資料が、まだ揃っていないと同時に、又これを否定すべき何等の学術的根拠もない。ただ現在として、この種の問題を認識するのが、時期尚早であることは確かである。理論的にも又実験的にも、一分一厘隙間のない死後の世界の存在につきてさえ、まだ心の眼を開こうとしない連中が、多数を頼んでしきりに愚論を逞しうする現在ではないか。他の天体にまではまだちょっと手が延ばされていない。