自殺ダメ



 概要 罪人はゲヘナと呼ばれる地獄で、永遠の時を過ごす。

 刑罰 灼熱の炎に包まれた城砦に収容される。業火に焼かれる。

 犯した罪 神の教えに背き、人に暴力を振るった罪、自殺をした罪、神を冒涜した罪、男色をした罪、肉親を裏切った罪など。

 特記事項 ダンテの『神曲』によって、キリスト教の地獄観が整理された。


 キリスト教では、人は死後、霊魂になると考えられている。そして再臨したイエス・キリストによって最後の審判が下されるのだ。洗礼を受けて正しく生きた人は天国へ、罪人は苦痛を味わう地獄へ堕ちるという。
 地獄はゲヘナと呼ばれ、実際にエルサレムの南にあったとされる谷だ。ゲヘナでは異教の神への生贄として幼児が焼かれ、罪人達が火あぶりにされていた。
 実は『新約聖書』にはゲヘナに関する具体的な記述がない。しかし『マルコの福音書』では「燃え尽きることのない火」、「無数の蛆虫」、『ヨハネの黙示録』では「火と硫黄の池」と、地獄の様子が書かれている。地獄に堕ちた罪人達は永遠に地獄で暮らすことになる。


 管理人の言葉

 洗礼を受けていない非キリスト教徒は全員地獄行きなんですか?だったら、99%の日本人は永遠に地獄に閉じ込められるワケか・・・はぁ、アホらしい。こんな観念の宗教が、全世界で何億人もの信者を抱えているのか・・・実に幼稚だ。