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カテゴリ:★『シルバーバーチの霊訓』 > シルバーバーチ 訳者あとがき

シルバーバーチ 訳者あとがき 目次

訳者あとがき1

訳者あとがき2

訳者あとがき3

 (シルバーバーチ1巻より-あとがきのあるのは、これも含めて三冊だけです)

 本書はハンネン・スワッハー・ホームサークルのメンバーの一人アン・ドゥーリー女史が編纂した Guidance from Silver Birch (シルバーバーチの導き)の全訳である。
 巻頭で紹介したように、霊言集は十一冊あり、一冊一冊に編纂者の特色が出ていて興味深い。交霊会は開会の祈り-講話-質疑応答-閉会の祈りというパターンになっているが、その質疑応答は主に招待客との間で行われるから、その都度新鮮味があり、シルバーバーチも巧みに質問者に合った説明をするので聞く者を退屈させない。その相手が著名な学者であることもあれば、心霊研究家や心霊治療家であることもあり、青年牧師である場合もあれば、幼い子供達であることもあり、それが霊訓の内容を多彩なものにしている。
 本書に収められたのは大部分が講話の部分であり、質疑応答も割に平凡なものを一つの章に纏めており、全体としてみればシルバーバーチの霊訓のエキスのようなものになっている。『古代霊は語る』を読まれた方には少し物足らなさを感じられるかもしれないが、シリーズである以上は全体としてのバランスを考えねばならず、その意味で、本書は初めての方にとって恰好の〝入門書〟であるとみて選んだ。巻末の「霊的啓示の系譜」はこれに物足らなさを感じられる方への配慮と受け取って頂きたい。

 近藤 千雄

 (シルバーバーチ10巻より-あとがきのあるのは、これも含めて三冊だけです)

 本書は原題を LIght from Silver Birch といい、そのまま訳せば、シルバーバーチからの光、ないしは光明ということになる。これまでの霊言集の表題は〝シルバーバーチの教え〟〝シルバーバーチの導き〟〝シルバーバーチの叡智〟〝シルバーバーチの哲学〟といったパターンになっているが、意味するところは皆同じである。
 編者パム・リーバ女史とは二度会っている。最初はバーバネルの秘書をしていた時で、社長室のある三階から下りて来て私を迎え、折り返し三階まで案内してくれた。その時の東洋人的な、いかにも貞淑な物越しが印象に残っただけで、顔は後で思い出せる程はっきりは覚えていなかった。
 二度目に会った時はバーバネル亡き後で、サイキックニューズ社のスタッフの一人として働いていた。私のことを覚えていてくれて、私が来ていることを知ってわざわざ二階の編集室から下りて来てくれた。その時初めてとても美しい方であることを知った。ハデな美しさではなく、奥に何かを秘めた清楚な美しさで、才色兼備とはこういう人に使う言葉であろうと思ったりした。
 私が「今シルバーバーチを訳しているけど、その内あなたの編集なさったものも訳しますよ」と言ったら Oh,lovely! (まあ、素敵!)と言って、まるで童女のようなあどけない仕草で、嬉しそうにしたのが印象的だった。
 本文の136頁でシルバーバーチが「この霊媒と奥さんと私とは一個のインディビジュアリティに所属しております」と述べている。つまり霊的な親族(アフィニティ)、所謂類魂同士であるという意味であるが、私は永年バーバネルの秘書を務めたこのリーバ女史もアフィニティの一人として計画の推進の為に生まれてきていると思う。スワッハーもしかり、速記係のムーア女史もしかりである。
 話を戻して、続いて私が「その後バーバネルから何か通信がありますか」と尋ねたところ、自動書記とか霊聴という形ではないけど、霊感的に近くにバーバネルの存在を感じることはよくあるといった主旨のことを語ってくれた。バーバネルは今でもサイキックニューズをはじめとしてスピリチュアリズム関係の仕事を霊界から援助してくれていることは、当然想像出来るところである。
 さて本書はバーバネルが他界する直前の霊言も収められており、1938年に始まった原典シリーズも本書が最後となる。日本語シリーズとしてはオーツセンの More Philosophy の残り半分を主体として構成したものを次の第十一巻とし、最終巻は全霊言集の他にサイキックニューズ紙やツーワールズ誌に引用されている珠玉の言葉や祈りをもれなく集めて〝総集編〟としたいと考えている。
 勿論それでシルバーバーチの霊言が全て出尽くすわけではない。分量としては寧ろ残されているものの方が多いのではないかと推測している。現に最近の情報では、既に次のシリーズを企画中のようである。シルバーバーチファンにとっては嬉しい限りであるが、それはそれとして、本シリーズは全十二巻をもって完結としたい。
 実は二年程前に別々の機会に二度〝この後シルバーバーチを新たに出す予定はあるのか〟と尋ねたことがあるが、二度ともその予定はないと言っていた。それが今になって新しい企画がされたということは、シルバーバーチの霊言がその後も世界的にますます注目されていることの表れであり、それは言い変えれば、現代人がこうした霊的な叡智を要求し始めているということであろう。
 『古代霊は語る』がきっかけとなって遂に十二巻もの霊言集が出せることになった。振り返ってみると、これまでの展開ぶりは私自身にとっても〝まさか〟の一語に尽きるもので、これも潮文社の理解なくしては不可能なことだったことは言うまでもないが、その背後に大規模な霊界からの働きかけがあることを痛切に感じている。私も一個の道具としてその計画の中に組み込まれているのであろう。
 今後の計画がどう進展するかは知る由もないが、〝全ては良きに計られる〟とのシルバーバーチの言葉を信じて地道に歩んで行きたいと思っている。

 新装版発行にあたって

 多くの読者に支持され、版を重ねてきた、このシリーズが、この度、装いを新たにして出されることになりました。天界のシルバーバーチ霊もさぞかし喜ばしく思っていてくれていることでしょう。

 平成十六年一月    近藤千雄

 (シルバーバーチ11巻より-あとがきのあるのは、これも含めて三冊だけです)

 訳者あとがき

 本書はトニー・オーツセン編の第八巻とパム・リーバ編の第十巻の双方からカットしておいたもので構成した。と言って、残りものの寄せ集めというわけでは決してない。第十二巻の(名言集)を除けばこれが実質的に最後となるので、〝最後を飾るに相応しいもの〟を取っておいたというのが本当のところである。
 シルバーバーチの霊言はどの巻のどの節を読んでも、そこには必ず〝やっぱりシルバーバーチだ〟と思わせる雰囲気が漂っているが、これまで私は日本人としての訳者の立場から、日本人の読書感覚の念頭に置いて、一冊一冊に特徴を持たせるように編集の仕方に工夫をこらしたつもりである。
 その為に本書のように複数の編者によるものがないまぜになったものが何冊かあるが、元とは言えば全てハンネン・スワッハー・ホームサークルによって保管されている速記録とテープ録音から各編者が思い通りに抜き出して編纂したものであり、それを私が更に日本語シリーズ用に再編集したわけで、問題はないであろう。そうした編集方針については現在のサイキックニューズ社の代表であるトニー・オーツセンと会った時に口頭で諒解を得てある。
 さて、八章の〝最後の晩餐〟は、奇しくもキリストの最後の晩餐の時と同じく十三人で行われた交霊会のもので、これが Silver Birch Speaks <シルバーバーチは語る>と題するカセットとなって発売されている。意外なことに、シルバーバーチのカセットはこれまでのところこれ一巻しか出ていない。〝SB1〟という記号が入っているところをみると、〝SB2〟〝SB3〟をこれから出す予定であることが推察される。そう望みたいものである。
 それはともかくとして、リーバ女史は原典でその三分の一程度を、内容に応じて各章に分散して紹介している。が、私はその全部を私自身が筆録して翻訳し、本書で一挙に紹介した。

 カセットテープを購入されたい方は左記へ直接注文されたい。

 The Atlantis Bookshop
 49a Museum Street,
 London WCIAILY
 ENGLAND

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