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自殺の霊的知識

自殺してはならない霊的な理由


 ここでは、アラン・カルデック著の[霊の書]より、初心者向けの霊的知識を紹介していきます。なぜ数ある霊的書物の中で霊の書]なのかと言えば、簡潔に述べられていて、理解し易いからです。初心者が長文を読むのはハードルが高いと思ったからです。なので、まずは簡潔な短文でご理解ください。そして霊的知識に、より興味を持たれたら、当サイト内の他の[霊の書]の項目や、他の[シルバーバーチの霊訓]等の霊的知識の項目を存分にお読みください。


アラン・カルデック

霊の書]の[]より


第二段階-善霊


●一般的特色
 物質に対する霊の優越、つまり進歩向上への意欲、これが第二段階の特色である。彼等の善性と力量は、その到達した程度に比例している。ある霊は科学的知識をもち、ある霊は知恵と慈悲心をもつ。更に優秀な霊は、道徳性と知識を共にもっている。彼等は未だ十分に物質から脱却していないので、その階級に応じて、大なり小なり、地上生活の痕跡を留めている。その痕跡は風貌にも、習性にも、また場合によっては、独特の癖や嗜好にも現れている。しかし、この弱点や未完成の故に、将来第一段階に進む余地を残しているわけである。
 彼等は、神と永遠の観念について理解をもっている。従って、高級霊の無上の喜びの一部にあやかっているわけだ。彼等は善を完成し悪を避けることに幸福を見出している。彼等は互いに博愛で結ばれていて、その喜びは口に言えないものがある。その喜びには、羨望も悔恨もなく、低級霊のもつどんなつまらぬ感情も混じっていない。しかし、浄化を完成する日までは、試練の苦しみをなお耐えねばならない。
 彼等は霊の立場から、人間の心に善良で高尚な思想を吹き込む。悪の道から人をそらせ、援助に値する人を守り、悪霊の囁きに耳をかさない人に、助言を与え、悪霊の影響を消してしまう。
 彼等が生まれ変わると、正直で慈悲心に富んだ人間となる。こういう人間は、高慢・利己主義・野心に心を奪われることはない。彼等は憎しみ、恨み、羨望、嫉妬を心に感じることなく、善のために善を行う。
 一般の信仰で、善霊とか守護霊とか言われている霊はこれに属する。無知と迷信の時代には、人は彼等を幸運の神と考えてきた。神らは四つに分類できる。

●第五階級-慈善的な霊
 その特性は親切心である。彼等は人に奉仕し人を守ることに喜びを感じる。しかし、その知識は狭い点がある。彼等は知性よりも道徳性の点で進歩している。

●第四階級-学識をもった霊
 その特性は知識の面で卓越していることである。彼等は、その長所である科学的研究に強い関心をもち、道徳的問題にはそこまでの関心を示さない。しかし、その科学的研究は常に実際に役立つことを主眼としており、低級霊に共通している卑しい感情は全くない。

●第三階級-賢者の霊魂
 その特性は極めて向上した道徳性である。彼等は無限の知識をもつ点にまで達してはいないが、人間や事物についての正確な判断を下すだけの知性を開発している。

●第二階級-高級霊
 彼等は極めて高い程度の、学識と知恵と善性を兼ね備えている。彼等の霊界通信は慈愛の至情から発するもので、高貴、崇高、謙虚である。その卓越性の故に、他界の真実にして公正な観念を、地上人に可能な限りの範囲内で、これを伝えるに適している。彼等はすすんで、真摯でひたすら真理を求める人々との通信を開こうとする。そのような人達とは、十分に物質の束縛から離れていて、その通信を理解できる能力を備えた人達である。だから、奇を好む為に事をなす人、物質の誘惑で道を踏み違うような人からは、顔を背ける。
 例外的に彼等は地上に再生することがあるが、これは進歩の使命を達成する、その為のものである。こういう人物は、今日我々が地上で画き得る限りの至高完全の人柄を示す。




管理人の解説

 第二段階の善霊とは、すなわち、この世に生きている人間であれば、自分の利益は度外視して、人々を助けるような、人徳者のことである。

 勿論、善霊といっても、様々な段階がある。ある者は極めて高い善性を持ち、知能も道徳面も理性も正しいことこの上ない、という性質を示すであろう。しかし、知能はあまりないが、心の優しい善人というのもいる。だから、善霊といっても、色々な段階がある。

 しかし、あくまで皆、善を志す者なので、悪の道にはまることは、もうない。たとえ追い詰められたとしても、悪人のように平気で罪を犯すようなことは、しないであろう。



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