自殺志願者は、真実を知ってください。このサイトには、自殺した者の死後の真実が多数掲載されていますので、よく読んでください。あなたが自殺してから真実に気付いても、もう遅いんです。死ぬ前に、霊的な知識を得て、絶対に自殺は回避してください。サイトトップはこちら→自殺ダメ






自殺する大きな要因の一つに、『焦燥感』が挙げられる。その意味を辞書で調べると、


名](スル)いらいらすること。あせること。「事業の失敗に―する」「―感」


 焦りとは、ミスを生む。人生におけるミスとは、判断ミス、選択ミスということだ。焦燥感に雁字搦めにされた精神状態では、しばしば、判断ミスをしてしまう。普通の通常状態の冷静な気持ちで考えれば、本来、自殺するなど、するはずのない判断なのだ。しかし、実際に毎年、大勢が焦燥感から人生を焦るという判断ミスを犯し、自殺してしまう。
 はっきり言おう。人生は、そんな短時間・短期間では、なかなか上昇気流には乗れない。それは、自分自身の人生を今迄歩んできて、しっくりと分かる。そう、人生とは、年単位で考えねばならないゲームなのだ。そんな、数日とか、数ヶ月で改善・好転は、なかなかしないものだよ。そんな急いでどうするの、マジで。数日頑張ったけど駄目だったって・・・数ヶ月頑張ったけど何も好転しないって・・・そりゃ、そうだ。人生というのは、なかなか棚からぼた餅みたいな超運の良いことなど、発生しないからな。人生とは、とても緩い上り坂のようなものだ。良くなるとしても、その程度の緩い傾斜でしか好転していかない。それに、全く登坂出来ない時期というのもあるものだ。時には、下っていかねばならない時期もあるだろう。そういう時期は、じっと我慢するしかない。だから、短期間で物事を考えてはならない。自殺したくなる程の人生上の衝撃というのは、なかなか短期間ではどうしようもないものだ。しかし、大半の人には、まだまだ長い寿命が残されている。逆にもうすぐ寿命が尽きるという人は、それはそれでもう、仕方が無いことなのだ。それは、甘んじて死を受け入れるしかないではないか。 

 そんなに焦ったって、動かない物事は、どでかい岩みたいに動かないのさ。その動かない巨石に対して、か弱い人間があーだこーだ言ったって、そりゃ、仕方がないだろうよ。だから、時間をかけなきゃならないだろう。とにかく、待て。待てば、迂回ルートが見つかるかもしれないし、その行く手を塞いでいた岩も、いつの間にか、消えているかも知れない。とにかく、今、どうしようもないのだったら、とにかく待て。時間が解決してくれる問題も、この世には数多く存在する。今は絶望しかないかもしれないが、三年後、そして四年後、五年後は、それぞれまた違った、今とは別の精神状態になっているだろうから。

 俺は、中学二年生で、体毛による悩みにより、人生真っ暗になった。その後の人生については、俺の人生記を読んでもらえば分かるが、もう、てんで駄目だ。その体毛の悩みが原因で、連鎖反応的に人生が間違った方向に進んでしまい、瓦解してしまいました。メチャクチャに破壊されました。その間、何度も何度も、自殺したい気持ちにはなった。しかし、なんとか、恥ずかしい気持ちを抱きながらも、底辺で燻り続けながらも、今迄生きてきました。今もまだ、人生は上手くいってはいない。それでも、なんとか、今でも生きている。そして、俺の精神状態も、中学二年生の時から比べれば、遥かに今の精神状態は、明るくなったよ。その間、既に17年の時が流れてしまっていた。それでも、何とか私は、生きてきました。もしも、中学生の時に自殺したり、高校生の時に自殺したりしていたら、そして二十一歳の時に自殺していたら、今の私は、今ここには、存在しないことになる。なぜなら、もう既に、とっくに死体になって、火葬されているからだ。しかし、それでも私の精神は霊体として存在し続けるので、今でもまだ、今度は真っ暗な境涯で本来の寿命が訪れる迄、苦しんでいたことだろう。 とにかく、待つんだ。待てば、その今の、絶望の精神状態からは、何らかの変化が訪れる。そういう時がやってくる。
 日本人の悪い癖として真っ先に挙げられるのが、早とちりして、必要以上に焦ってしまうことだ。要らぬ心配ばかりしている。マイナス思考ばかりする国民性なのだ。全然楽観的ではない。それは、ありとあらゆる保険に入る、保険大好きな国民性からも分かる。何が何でも、将来に対する完全なる完璧な保障を多くの人が欲している。でもね、人生なんて、いくら人生計画を立てても、その通りに順調に進むなんて、なかなかないよ。だって、毎年毎年、不慮の事故とか、殺人事件に巻き込まれて殺される人とか、その他、色んな理由が、突如として自分の人生に降り掛かってきて、人生計画が破綻してしまう人が大勢いる。病気だってそうだ。いくら生命保険をかけていても、自分が死んだ場合、それは遺族に払われるだけであって、自分としては既に、死んでしまっている訳だ。とにかく、日本人は、ありとあらゆる物事が、パーフェクトに進まないと、不安になるんだね。少しでもその理想道からずれると、途端に不安になって、オドオドし出す。でも、人生なんて、何が起こるか分からないんだから。もっと、ドンと構えていた方がいいよ。
 ラテン系の民族や、東南アジア人なんて、もっと人生を楽観視しているよ。日本人よりよっぽど収入が低いし社会基盤も貧弱なのに、日本人みたいに、馬鹿な理由で自殺したりしないよ。そりゃ、彼らも人生の先行きには何らかの不安があるだろう。しかし、日本人程、闇雲に何でもかんでも不安視しないと思うね。日本人は、不安視という眼の病気だよ。いや、それは考え方の病気か。 
 
 とにかく、そんなに早くは、何にも変わらないよ。あなたの人生は、そんなに短期間で、何かが変わる程、凄いのかね?凄いとしたら、一体何が凄いのかね?いたって普通のはずだ。世の中の流れが早過ぎるだけだ。本当に日本国の流れは早過ぎる。ゆっくりしている暇がないというのは分かる。しかし、だからといって、その濁流の如き世の中の流れに飲まれて自殺するってのは、ちと考え過ぎだよ。本当は、いくらでも選択肢はあるんだよ。それなのに、あなたが勝手に、一つだけの選択、つまり自殺という選択しか眼中に入っていないから、自殺しちゃうだけだよ。本来は、もっと沢山の助かる道があるんだよ。でも、あなたが焦りまくるせいで、その選択肢が見えなくなっているだけだ。もっとゆったり考えよう。俺だって、17年かかって、やっと今、ちょっと、真っ暗な坑道から、少しだけ明るい中間地帯に出られたかなぁ、と思うようになった程度なんだから。俺だって、まだまだ青天の原っぱには出られていないよ。まだ、地下道を彷徨っている段階さ。それでも、人生、少しずつは良くなっている予感がするので、焦らずに、生きているだけさ。

 もうね、そんなに焦って、どうするんだよ。だってさ、焦るというのは、時間を節約、短縮するのが目的なんだろう。けどさ、焦って自殺しちまったら、あなたのこの地上の人生は破滅しちゃうし、霊体になってからも暗黒の境地に置かれて破滅しちゃうし、来世生まれ変わった時にも、前回の人生を自殺で途中放棄しちゃったから、また同じような自殺したい状況に置かれることが確定している。そんなんだったら、焦って時間短縮したつもりが、逆に百年位延びちゃうよ。自殺したい衝動に屈した低いレベルのまま、来世まで間延びしちゃうよ。そんなの、とてつもなく損だぞ。だったら、数年は我慢して、状況が好転するのを待てばいいではないか。そっちの方が、よっぽど楽だ。

 とにかく、日本人は焦り過ぎなんだよ。それは過去の俺も含めてね。とにかく、焦るなって。今が自殺したい位の暗黒の境地だとしても、その境地が延々と続く訳ではないから。だって、その暗黒の境地に陥る前には、明るい境地の時期もあったんでしょう。だったら、いつかはまた、明るい境地に好転する時期が来るって。たとえ生きている間に来なくても、あの世に行ってからは、もう地上の屈辱からは解放されるから。とにかく、自殺したら、今迄生きてきた人生が、全て水の泡になってしまうぞ。全部、来世でやり直しさ。元も子もなくなってしまうぞ。 生まれる前から自分の守護霊と相談して決めてきた人生計画が、すべてオジャンになってしまうぞ。そして、来世は、さらに暗い境地に置かれることが決定済みだ。そんなの、冷静に考えれば、とてつもなく不利だろう。プラスマイナスで考えれば、アホみたいにマイナスばかりだよ。馬鹿げた取引だ。十円の利益を得る為に、一千万円の札束を燃やしちゃう位馬鹿だ。とにかく、冷静に考えろよ。

 焦るな。ゆっくり。ゆっくり生きようよ。