1855年12月11日、ボダン家にて、霊媒はボダン嬢。

ー(Z霊に対して)霊界には、私を守護する霊はいるのですか?
 「はい、います」
ーそれは、先祖の霊ですか、それとも友人の霊ですか?
 「いずれでもありません」
ーその霊は、地上にいた時はどのような人だったのでしょうか?
 「正しく、叡智に溢れた人間でした」
ーその霊に守護してもらうには、どのようにすればいいのでしょうか?
 「可能な限り善を行うことです」
ー守護霊がかかわってきていることは、どのようにすれば知ることが出来ますか?
 「あなたが心から満足している時は、守護霊がかかわってきているのです」
ー守護霊を呼び出すことは出来ますか?また、その為には、どのようにすればいいのですか?
 「守護霊を信じ切って、熱心に願うことです」
ー私が死んだ場合、霊界で守護霊に会うことは出来るのですか?
 「勿論です。もし、あなたが地上での使命をしっかり果たしたのなら、守護霊が迎えに来て祝福してくれます」

 こうした質問を見れば、この頃には、まだ霊界に関して私が全くの素人だったことが分かるだろう。

ー私の母の霊も、時には私のところに来ているのですか?
 「その通りです。可能な限り守ろうとしてくれていますよ」
ーよく母の夢を見るのですが、これは記憶から来るのでしょうか?或は、私の想像力がつくり出している映像なのでしょうか?
 「そのいずれでもありません。それはお母さんがあなたのところに実際に来ているのですよ。その時の感動から、それが事実であることは分かるはずです」

 これは完全に正しい。母が夢に現れる時、私は筆舌に尽くし難い感動に見舞われる。そして、そのことを霊媒が知っているはずはないのである。

ーしばらく前のことですが、S霊を呼び降ろした時に、S霊が私の指導霊になることは有り得るのか、と尋ねたのですが、その時、彼は、「あなたがそれに相応しくなれば、私はあなたを指導しましょう。そのことについては、Z霊に聞いてください」と言っていました。私は、それに値する人間でしょうか?
 「もしそう望むのなら可能でしょう」
 「自分が為すべきだと思う善を全て行い、勇気を持って苦悩に耐えることです」
ー私の知性は、死後の世界の真実について深く知る為に、充分な力を持っていると言えるでしょうか?
 「言えます。あなたはその為に必要な能力を備えています。しかし、結果は、あなたがどれほど忍耐強く仕事をするかにかかっています」
ー私はそうした真実を広めることになるのでしょうか?
 「勿論です」
ーどのようにして?
 「いずれ分かるでしょう。それまでは、とにかくしっかりと努力することです」