以下の文章は、[霊の書]という、霊的知識の書物から抜粋した文章です。また、自殺に関するその他の霊的知識は、[自殺してはならない霊的な理由]に書かれています。

問・絶望による自殺と同様に、不法行為の恥辱から逃れるための自殺も、非難に値しますか?

答え・不法行為が、自殺によって拭い去られるものではない。それどころか、初めの不法にもう一つの誤りを付け加えることになる。誤りをあえて犯す勇気があったのなら、その不法行為の結末を見届ける勇気があって然るべきである。神は唯一の審判者であり、不法を犯した諸般の事情を考慮して、その不法の罪一等を減じられることもあるのである。