管理人、人生を語る[人生を生き抜く知恵]

 まあ、私は最近、NHKの知恵泉という番組を毎週欠かさず視聴している。それは、過去の偉人の人生から、様々な知恵を学習する、という番組なのだ。まあ、私は歴史ものが好きなので、見ている。

 それで、ここでは、自殺しない為の知恵、辛い人生を生き抜く為の知恵を、私独自の視点で、紹介したいと思います。

 でも、私が過去に既に書き連ねた知恵があるから、そっちを先に紹介します。

 自殺防止アドバイス集

 そんで、ここからは、まあ、今現在の私が訴えたい、[人生を生き抜く知恵]を授けたいと思います。


■まずね、お前、焦り過ぎなんだよ!

 けっこう前にさ、某中堅役者の弟が、二十歳そこそこで、車内で練炭自殺したっていうニュース見た。そいつはなんだか、完璧主義で、あまりにも自分が情けなくて、自殺してしまったらしい。まあ、本当の真相は知りません。死人に口なしですからね。でも、たとえどんな理由があろうとも・・・というか、多分、とてつもなく下らない理由だろうけどさ、どうせ、自殺で死んではならない訳よ。

 とにかく、焦り過ぎなんだよ。もっと、ゆったり生きろよ。ゆったりっていうのは、ゆったりとした時間の流れで生きろということではない。現代の日本社会において、モルディブの先住民みたいに、のんびりゆったり暮らしていたら、社会生活が出来ないからな。そうではなくて、もっと気持ちの持ちようをゆったりせよ、ということだ。

 二十歳そこそこで自殺するなんて、普通に考えたら、まだまだ寿命はある筈なのにさ、なんでそんな、セミの寿命程度しか残されていないが如く考える訳?あと五十年くらいは生きられるでしょ?勿論、途中で自殺以外の何らかの要因で死ぬかもしれないけどさ、それはそれでいいじゃん。自殺で死ぬのではないんだから。

 とにかく、そんな、直ぐには人生変化しねえよ。甘いんだよ。甘い人生の時期は何十年も続いて欲しくて、辛い時期は一年でも続けば、もう直ぐに絶望して自殺してしまうとかさ、考えが甘過ぎる!考えだけで糖尿病になってしまうよ。そんな上手くいくかよ。

 世界には、一日必死に働いても1ドル程度しか稼げない人々が沢山いるんだからさ。その人達に比べたら、我々は遥かに、何かを成し遂げることにかけては有利なんだ。だから、そんな直ぐに何かが変化するなんて考えるな。カップラーメンはインスタント食品だから、お湯を注いで3~5分で出来上がりだけどさ。人生は、そんな短期間では変化しないよ。

 だから、焦るな。もっと気長に考えて、構えろ。


■ギャンブルは止めましょう!

 あのね、私もついこの間までは、ギャンブルにどっぷりと浸かっていたよ。漬物みたいにギャンブルという汁に浸かっていました。主に、パチンコですね。

 パチンコにハマった始まりは、福島に除染に行った時に、宿泊先の寮の人達に教わってしまったからです。マッサージ代をおごってくれるというのでついて行ったら、マッサージ屋の入っているスーパーの直ぐ横にパチンコ屋があって、そこに連れて行かれて、それからどっぷりとハマってしまいました。初体験で1500円程度勝ってしまったが為に・・・ハマってしまいました。そこで逆に負けておれば、よかったのかもしれません。それで、それからというもの、必死になって除染で稼いだ金なのに、一気に7千円とか投入して、全部スッてしまいました。アホです。そんなことを度々しました。もう、自分で自分を制御できなくなっておりました。

 そんなことが、えーと、約二年続きました。逆に言えば、たったの二年でよく止められたな、と思います。まあ、私はパチンコにハマったとはいえ、四円パチンコではなく、一円パチンコでしたから、トータルの損害額は、そんなにはいきませんでした。でも、低賃金の非正規の私にとっては、相当な額を浪費してしまいました。

 世の中には、パチンコに2000万円とか3000万円貢いだ人もおるようです。大金を稼いでいる芸能人とかならまだ、自身の財政には痛くも痒くもないかもしれません。けど、大した資産のない人でも、自制出来ずに、大金を貢ぎ続けてしまうらしいです。

 インターネットに掲載してあった話でも、年金暮らしのお婆さんが、パチンコ屋の店員に向かって[あたしゃ、この台が出なかったら、もう死ぬしかないよ・・・]なんて言いつつも、止められないという惨状が書かれておりました。まあ、二十歳そこそこの若者から、80代の老人まで、日本はパチンコ中毒患者が大量発生しています。

 パチンコだけではなく、芸能人の蛭子さんは、競艇で今まで1億円スッてしまったと告白していましたし、徳光さんは、更にその数倍をスッてしまったらしい。彼らは大金を稼げている芸能人であるから、今でも財政は安定していますが、これが貧乏人だったら、洒落になりません。つい先日も、ガソリンスタンドに、今現在の勤務先のトラックが給油の為に立ち寄った時に、社員の人が、ガソリンスタンドの若い店員に、「最近景気どうだい?」と訊きました。そうしたら、その店員は、遠くのパチンコ屋に高速道路代金を支払ってまで遠出して、それで六万円負けた、だから景気が悪いよ、と返答していました。

 アホですね。なんで高速道路代金までわざわざ往復分支払ってまで遠出して、パチンコ屋で6万円負けて帰ってくるのか?それが異常だと、本人も気付いていないのです。ガソリンスタンドのバイトの時給なんて、せいぜい950円程度でしょう。6万円稼ぐのに、一体どれだけ勤務せねばならないのでしょうか?なのに、たったの一日でスッちまったらしいです。実に、バカです。そして、過去の私も、パチンコなんかに、一日で23000円とかスッてしまっておりました。一円パチンコとはいえ、一日どっぷり浸かってしまえば、直ぐに二万円なんて吹っ飛ぶのですから。

 とにかく、ギャンブルなんて、勝てないのです。そりゃ、インターネットで、継続して買っているパチプロの話とか、競馬で累計で大金を稼いだギャンブラーの話が載っています。中には、そういった実話もあるでしょう。けども、私もあなたも、現状は、全然勝てないのです。たまに勝てる程度では意味が無いのです。頻繁に勝てないと、低賃金の者にとっては、吸い取られるばかりなのです。

 だから、ギャンブルなんて、いっそのこと、止めちまえ!今直ぐ、止めちまえ!私もパチンコを止めようと、何度も何度も挑戦して、その度に数週間から数か月でまた復帰してしまい・・・の繰り返しでした。しかし、今はもう、ようやく完全に止められたようです。もう、絶対に行きません。

 ちなみに、宝くじも買うの止めてから、もう既に一年が経過しました。だって、全然大金なんて当たらないんだもの。たまに千円が当たる程度なんだもの。そりゃ、ロト6とかロト7とかジャンボ宝くじなんて、日本中の欲に駆られた人間が買っているんだから。1000分の1の確率でさえ、中々当たらないのに、200万分の1の確率なんて、当たらないと断言してもOKな数値です。無理。そんなことに夢をかけて、当たらなかったら深い失望感を味わうのならば、いっそのこと、一枚も買わない!と心に決めたのです。

 だから、今現在、私は全然、ギャンブルはしてません。これでいいのです。堅実に生きていかねば。


■人生なんて、自然に死ぬ時までは、何とか生きられるものさ!

 これは、真理である。自殺する者というのは、もうこれ以上生きられないと勝手に思ったが故に、その時点で自らの命を遮断したのだ。まあ、自殺方法は首吊りなのか飛び降りなのか練炭自殺なのかとかの違いはあるけどさ。自らの意志で死んだ、ということに関しては、どの自殺方法を採用して死んだとしても、共通していることだ。

 でもね、人生って案外、どうにかなるものだよ。俺も、二十歳そこそこの時に、騙されたり、自身で浪費しまくったりして、借金まみれで、おまけに仕事も辞めちまってさ。もう、にっちもさっちもよっちもごっちもむっつっちもななっちもやっちもきゅうっちもじゅっちもじゅういっちもじゅうにっちもじゅうさっちもいかなくなった時があった。けども、まあ、私の人生記録を読んで頂ければ分かるが、結局、どうにかなりました。

 管理人の人生記録

 結局ね、君、人生っていうのは、最期の時が来るまでは、案外、どうにかなっちゃうものよ。それは、私の人生が証明しているし、他にも、多くの人生において証明されているよ。自殺者っていうのは、自殺しなければ、どうにか進んで行った人生を、勝手にもうダメだと判断して、勝手に死んでしまっただけさ。

 [ミスト]という映画を観たことがあるかな?あらすじは、突如、アメリカの田舎町に霧が大量発生して、中から殺人をする化け物がうようよ出てくる。それで、人々が逃げ惑う。最終的に、自動車に乗って、老人や子供や中年男性の計五名が脱出した。しかし、走れど走れど霧が晴れた地点までは到達しなかった。そうこうしている内に、遂にガス欠になり、その人達は絶望して、集団自殺することを選んだ。銃弾は残り四発しかなく、中年男性以外が拳銃自殺を遂げた。残された男も、すぐに自殺するつもりだった。しかしその時、霧が晴れて、米軍兵士の装甲車が出てきた。そして怪物共を殺して、残された人々を救助して回っていた。

 つまり、あと少し、ほんのちょっとガス欠の時間がズレておれば、米軍に出会えており、自殺することもなかった。とはいえ、ガス欠は仕方がない。問題は、ガス欠した後に、生きようという意志がなかったことだ。たとえガス欠したとしても、そこから徒歩で移動していけば、自然と米軍に出会い、救助されたのにね。なのに、本人達は、自分達で勝手に、もう終わりだと勘違いして、自殺を選択したに過ぎない。

 本人達は、化け物に殺されるくらいなら、自殺で人生の幕を閉じたいと思って、自殺したのだろう。まあ、子供の意志は別として。多分、大人が子供に、もう無理だからと、強制的に納得させた部分もあろう。

 しかし、結果は、誰も化け物には殺されなかったのだ。それに、助け舟もわりと直ぐに到着したのだ。あとほんの少し、生きる希望を抱いて、徒歩でもいいから移動していたら、余裕で全員助かったのにね。アホらしい。

 こういうケースは、映画の中よりも、むしろ現実社会で度々ある。もっと助けを他者に求めておれば、容易に状況は好転したケースとか。或いは、もう少し我慢しておれば、状況は好転したケースとか。学校で苛められて自殺した子供のケースがまさにこれだ。学校など、中学なんかたったの三年間しかない。夏休みとか休日とかも含めれば、実は学校へ行く日数というのは、三年間とはいえ、とても少ないのだ。そして、中学校を卒業すれば、各々が別々の道へと進む。だから、たとえ中学校で苛められていたとしても、卒業と同時に、苛めてた奴らとは離れた環境に移行する可能性が高い。また、高校生なり、就職するなりすれば、ガラリと人間関係は変わるのだから。なのに、その短い時間を我慢することに耐えられずに、自殺してしまう。中学三年で自殺とかね、もう、アホだよ。あとほんの少しで卒業なのにさ。別に耐えられないのならば、学校に行かなくてもいいのにね。命を捨て去るのが、一番ダメなのにさっ。

 それに、ただ耐えるのは、私は全然お勧めしない。やはり積極的に、助けを求めるべきだ。一人の教師のみに助けを求めるのはお勧めしない。その教師がたまたま善良な教師ならばいいが、ただの無気力な、給料さえもらえればそれでよい、というタイプの教師だったなら、ただ失望するだけだから。その場合は、もっと他の複数人の教師に相談すべきだし、学校がダメならば警察とか役所とかいじめ電話相談とか児童相談センターとかに相談すべきなのだ。積極的に動くべきだ。

 自殺者が死を選択するのは、まず一つは、勝手な負の思い込みばかりに思考回路が囚われているからだ。いつもマイナス思考ばかりだ。必ず最悪な結果にしかならない、とばかり考える人がいる。しかし、実際には中々、最悪な事態というのは、逆に起こらないものだ。むしろ、最悪な事態というのは、お前自身が自殺で死ぬことなのだから。

 そしてもう一つは、積極的に動かないからだ。セミの幼虫じゃねーんだぞ。何の為に、四本の手足がついていると思っているんだ?たとえ四本とも無くても、声は出るだろ。目は見えるだろ。そりゃ、目も見えず、耳も聞こえず、喋れず、手足も四本とも無い、という人物がいたら、そりゃ、不利ばかりですけど。しかし中々、世界中探しても、そんな不利な条件ばかりの人物は、いないものだぞ。一つや二つ程度の障害があるからといって、助けを求められないというわけではないぞ。

 大人であっても、金に困っているのならば、積極的に無料の弁護士相談とか、あと役所とかに行け。それで助けてもらえなかったら、役所の前で行き倒れればいいんでないか?警察署の前とかさ。そんで役人が無視して本人が死んだら、マスコミが大騒ぎするだろうな。だから、どうにか手配してくれるかもしれぬぞ。

 とにかく、人生っていうのは、自分から積極的に動かねば、どうにもならないよ。自宅に引き籠っておっても、誰もあなたを感知不可能だよ。一体、どこにそんな超能力の持ち主がいるってんだよ。いるわけないじゃないか。だから、自分から積極的に動けよ!

 だから、人生なんて、最期の時を迎えるまでは、どうにかなるから!人生の最期の時というのは、けっして自殺で死ぬ時ではないから!自殺以外の死因で死ぬ時であるから!霊界通信でも、そう、高級霊が言っているから!

 本当の死の時が来れば、なんびとも死から逃れることは不可能だ。しかし、自分が死ぬ時でないならば、何らかの手段により、生き長らえる道は用意されるものだ。だから、ミストの、絶望して自殺した奴らのように、希望は捨てるなよ!

 自殺防止サイト[自殺サイト 自殺方法 自殺ダメ]管理人 齋藤健一より