生まれたばかりの子供への祈り

五十三、
<序文>霊は、肉体が与えられた生活における試練を潜り抜けなければ、完成することはありません。幽界にいる霊は、与えられる苦しみを通じて自分の犯した過ちを償ったり、人類に利益をもたらす任務を遂行したり、進歩する方法を備えた人生が再び与えられることを神が許してくれるのを待ち望んでいるのです。人間の進歩の度合いと未来における幸せは、地上にいる時間をどう利用したかによって決まります。したがって、地上で有意義な時間を過ごせるように人間が最初の一歩を踏み出すのを助け、善の方向へ向かうように導いてあげることは、その者の父母の役割であり、父母達は任された任務をどれだけ成し遂げたかを、神の前で答えることになります。神は父の愛、子の愛を自然の法とすることによって、人が父母の役割を果たすようにしたのであり、その法を破る者は必ず罰せられることになるのです。

五十四、<祈り-父母によって唱えられる祈り>私達の子供の肉体に生まれてきた霊を、私達は喜んで迎えます。全能なる神よ、私達が授かった子供により、あなたが崇められますように。
 この子供は私達に託された預金のようなものであり、その清算をいつかしなければなりません。もしこの子供が、地上に住む新しい世代の霊に属する霊であるならば、神よ、その恵みに感謝致します。その子供が不完全な霊であるならば、その霊が善へ向かって進歩していくのを、忠告や模範によって助けてあげるのは私達の役割です。私達のせいで、もし悪の道へ落ちてしまったなら、その子供と共にあった私達の任務の遂行を失敗したことになってしまいます。
 主よ、私達の任務の遂行に当たり、私達をお守りください。又、その任務を達成しようという気力と意志を私達にお与えください。もしこの子供が、私達の霊にとって試練として生まれて来たのであれば、神の意志の通りとなりますように。誕生の時からこの子供を指導し、その生涯を共にする善霊よ、この子供をどうか見捨てないでください。この子供を悪へ導こうとする悪い霊を遠ざけてください。悪い誘いに抵抗する力と勇気と、地上に待ち受ける試練に耐える忍耐力と甘受の気持ちを、この子供に与えてあげてください(→第十四章 九)。

五十五、<別の祈り>あなたに属する霊の内の一人を私の運命に託してくれた神よ、私が課された役割に応えることが出来ますように。あなたのご加護をお与えください。あなたの穏やかさを子供の中に灯す為に、私が準備しなければならないことを早い内から感知することが出来ますよう、私の知性に光をお与えください。

五十六、<別の祈り>善なる神よ、この子供の霊を再び地上の試練に立ち向かわせることを認められたのは、その霊の進歩の為なのでしょう。神を知り、神を愛し、神を崇めることが出来ますように、その霊に光をお与えください。全能なるあなたの力によって、その魂があなたの博識なる指導の泉の中で更生していくことが出来るようにしてください。守護霊の保護のもとにその知性が広がり、発達することによって、その霊をよりあなたのもとへ近付けてくれますように。スピリティズムの知識が輝く光となり、人生の危機においてもその霊を照らしますように。最終的には、私達の浄化の為に私達に試練を与えてくれる神より広がる、全ての愛を感じ取ることが出来ますように。
 主よ、その魂を託された家族に対し、子を見守る父の眼差しを向けてください。その家族が課された任務の重要性を学び、その子供の中に善なる種が芽生え、いつの日か自ら望み、自分だけであなたのもとまで辿り着くことが出来ますように。
 おお、神よ。「子供達を私のもとへ来させなさい。神の国は、このような者達のものです」と言われた方の御心に適うのであれば、その名においてこの慎ましい祈りをどうか聞き入れてください。
       
       
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