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自殺してはならない理由


 何事も、粘着するような執念は棄てましょう。執着していたら、見苦しい。もう、どうにもならない物事に対する執着は、きっぱりと棄てたら?だって、どうにもならないんだから、そのまま粘着してたって、もう永遠に戻ってこないでしょうに。

 もう、ただ生きるだけでいい。そんな、生きること以外に関することに、そんなに執着してどうするのか?その執着の結果、あなたの生活が一体どう変化するというのか?執着したって、仕方がないよ。

 俺も、もう自分の目指していたもの、といっても、大して努力していなかったが・・・それがダメだと分かったら、もうきっぱりと、方針転換したからな。無理なものは無理だ。

 変わり身の術は、けっこう人生で大切かもしれないな。自分にとって無理なものだったら、もうきっぱりと、手放すべきだ。いつまでも粘着していても、気持ち悪がられるだけだ。

 自分の思い通りになる物事など、そりゃ、権力者とか金持ちならば、幅広いだろうが、それ以外の人ならば、本当に幅が狭いものだ。世の中、自分の思い通りになる出来事なんて、雀の涙程度のものしかない。

 駄々をこねたからといって、何かがどうなる訳ではない。世の中は、自分中心に回っているのではない。いくら自分の理想を掲げても、世の中が受け入れてくれなかったら、それは仕方がない。何にでも、諦め時というものがある。みんな我慢して生きているのだから、自分の主張が通らなかったからといって自殺するなんて、アホ過ぎる。

 何にでも、あんまり執着しないことだ。執念を棄てれば、人はもっと楽に生きられる。自殺したい人も、何かしらの執着・執念があるのではないだろうか?その対象は、あなたが自殺する程のことなのか?それに、自殺したからって、何か変わるのか?あなたの魂が苦しむようになるだけです。