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自殺してはならない理由


 本当に、日本人達は、日々、圧迫されすぎだよ。もっと、簡単に、単純に生きるべきだよ。色々と忙しすぎる。満員電車で往復何時間もかけて通勤して、職場では長時間労働でストレスだらけで、もう大変だよ。昔の江戸時代とか平安時代の日本人達よりも、遥かにストレス社会だと思うな。勿論、物質面からしたら豊かにはなれたけど、そのせいで、さらに多くの金銭が必要となり、その分、長時間働かねばならなくなった。

 過労死している国なんて、先進国の中で日本くらいなんじゃないかな。オーストラリア人が過労死したなんて、聞いたことが無い。外国はもっと、ゆったりと時が流れているよ。この前、アマゾンの先住民族の暮らしの番組を見たが、とっても時の流れが遅かった。家電製品が何にもないジャングルの中の村で、みんなゆったりと生きていた。獲物を狩りに行く時は、ちょっと動きが早くなるけど、それ以外は、もうね、ゆったりと、のんびりと動いていたよ。というか、立ち止まったり、座ったままだったりで、殆ど動かなかったよ。

 俺が自分の人生を振り返って、自殺をしたがっていた時期を思い出すと、それは、激しく活動していた時期だと思う。もう、仕事してばっかりで、肉体がガタガタになっており、疲れ果てていた。そんな時は、精神も同時に、疲れ果てている。肉体の疲労は、精神の疲労ともリンクしているのだろう。

 もう、クタクタだったよ。死んでしまうよ。遠くまで通勤して、長時間仕事をして、それでもって営業成績は全然ダメで、帰りは満員電車でクタクタになって帰って、そこから飯を食って、死んだように寝て、朝起きて、またその繰り返しだな。仕事が出来れば、まだ楽しいだろうし、優越感にも浸れただろうから良かっただろう。しかし、俺は仕事が出来なかった。工場の仕事でも、営業の仕事でも、今迄やった仕事で、人よりも出来が良かった仕事は、無い。全部、劣等感の塊であった。だから、余計に精神的に疲れた。いくら努力しても、記憶力が極端に悪いので、知識を吸収出来ないからな。

 はぁ~、で、今はまぁ、もうすぐ瓦礫処理の仕事に就けれるとはいえ、それまでの間、今の状態は無職だ。一日中、この自殺防止サイトを制作する為に、パソコンの前に座っている。そんな生活だが、今は精神的な余裕がある。やはり、精神的な余裕というのは大事だよ。それはすなわち、時間的な余裕かもしれないな。だから、あんまり、通勤時間も含めて、長時間労働をすべきではないな。いくら金の為とはいえ、やはり大事なのは自分の肉体だからな。東京まで仕事に行っていた時は、やはり無理をしていたよ。なんで金にもならない通勤時間に、一日三時間も四時間も取られなければならないのか。そんなの、アホらしいよ。人生の時間の無駄遣いだよ。もう、満員電車の中で一時間以上もずっと立ちっぱなしなんて、疲れちゃうよ。

 はぁ~、もっとゆっくり、のんびりと生きたいよ。とはいえ、俺は田舎には何の縁もないし、たとえ田舎に住んだとしても、仕事がない。とにかく、俺はそんなに、この日本国の目まぐるしく早く流れる時間に、ついていけないよ。俺は生来、のんびりなんだ。そんなに急ぐ周囲のみんなについていけないよ。

 とはいえ、俺も家族を持てば、何かしらの仕事で、毎日、もしかしたら朝早くから深夜まで働き詰めになるかもしれない。でも、そんな暮らしをしたら、結局、俺は死んじゃいそうだ。若い時でさえ死にそうだったのに、そんな、40代や50代になってまで、長時間労働をしたら、さすがに、本当に心臓麻痺で死んでしまう。ほどほどの暮らしでいいや。もう、贅沢は望まない。

 は~、ゆっくり生きるべきだよ。もっと、ゆったりと生きよう。もう、そんなに急いだって、疲れるだけだよ。ゆっくりと生きれば、あんまり自殺したいなんて思わないものだよ。人にはそれぞれ、合った生き方というものがある。早い時の流れの中で生きるのが不得意な人は、ゆっくりでいいよ。そんなに人生、急ぐ必要はない。あんまり急いでも、どうしようもない時はどうしようもないんだから。ゆったりと生きよう。とにかく、自殺したら、全てが終わりだよ。