自殺ダメ


 (自殺ダメ管理人よりの注意 この元の文章は古い時代の難解な漢字が使用されている箇所が多数あり、辞書で調べながら現代で使用するような簡単な漢字に変換して入力しています。しかし、入力の過程で、間違える可能性もあります故、どうかご了承ください)

 成るべく話の筋道が通るよう、これから全てを一纏めにして、私が長い年月の間にやっと纏め上げた、守護霊に関するお話を順序よく申し上げてみたいと存じます。それにつきては、少し奥の方まで遡って、神様と人間との関係から申し上げねばなりませぬ。
 昔の諺に『人は祖に基づき、祖は神に基づく』とやら申しておりますが、私はこちらの世界へ来てみて、この諺の正しいことに気付いたのでございます。神と申しますのは、人間がまだ地上に生まれなかった時代からの元の生神、つまりあなた方の仰る『自我の本体』又は高級の『自然霊』なのでございます。畏れ多くはございますが、我が国の御守護神であらせられる瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)様を始め奉り、瓊瓊杵尊様に随伴して降臨された天児屋根命(あまのこやねのみこと)、天太玉命(あまのふとだまのみこと)などと申す方々も、何れも皆そうした生神様で、今も尚昔と同じく地の神界にお働き遊ばしてお出でになられます。その本来のお姿は白く光った球の形でございますが、よほど真剣な気持で深い統一状態に入らなければ、私共にもそのお姿を配することは出来ませぬ。まして人間の肉眼などに映る気遣いはございませぬ。もっともこの球の形は、じっとお鎮まり遊ばした時の本来のお姿でございまして、一旦お働きかけ遊ばしました瞬間には、それぞれ異なった、世にも神々しい御姿にお変わり遊ばします。更に又何かの場合に神々がはげしい御力を発揮される場合には荘厳と言おうか、雄大と申そうか、とても筆紙に尽くされぬ、あの恐ろしい龍姿をお現しになられます。一つの姿から他の姿に移り変わることの迅さは、到底造り付けの肉体で包まれた、地上の人間の想像の限りではございませぬ。
 無論これ等の元の生神様からは、沢山の御分霊・・・・つまり御子様がお生まれになり、その御分霊から更に又御分霊が生まれ、神界から霊界、霊界から幽界へと順々に階段が付いております。つまり全てに亘りて連絡はとれておりながら、しかしそのお受け持ちがそれぞれ違うのでございます。こちらの世界をたった一つの、無差別の世界と考えることは大変な間違いで、例えば瓊瓊杵尊様に於かれましても、一番奥の神界に於いてお指図遊ばされるだけで、その御命令はそれぞれの世界の代表者、つまりその御分霊の神々に伝わるのでございます。おこがましい申し分かは存じませぬが、その点を御理解が充分でないと、地上に人類の発生した経路がよくお判りにならぬと存じます。稀薄で、清浄で、殆ど有るか無きかの、光の凝塊と申し上げてよいような形態をお有ち遊ばされた高い神様が、一足跳びに濃く鈍い物質の世界へ、その御分霊を植え付けることは到底出来ませぬ。神界から霊界、霊界から幽界へと、段々にその形態を物質に近づけてあったればこそ、ここに初めて地上に人類の発生すべき段取りに進み得たのであると申すことでございます。そんな面倒な手続きを踏んであってさえも、幽から顕に、肉体のないものから肉体のあるものに、移り変わるには、実に容易ならざる御苦心と、又殆ど数えることの出来ない歳月を閲したということでございます。一番困るのは物質というものの兎角崩れ易いことで、色々工夫して造ってみても、皆半端で流れてしまい、立派に魂の宿になるような、完全な人体は容易に出来上がらなかったそうでございます。その順序、方法、又発生の年代等につきても、或る程度まで神様から伺っておりますが、只今それを申し上げている暇はございませぬ。いづれ改めて別の機会に申し上げることに致しましょう。
 兎に角、現在の人間と申すものが、最初神の御分霊を受けて地上に生まれたものであることは確かでございます。もっと詳しく言うと、男女両柱の神々がそれぞれ御分霊を出し、その二つが結合して、ここに一つの独立した身魂が造られたのでございます。その際どうして男性女性の区別が生ずるかと申すことは、世にも重大なる神界の秘事でございますが、要するにそれは男女何れかが身魂の中枢を受け持つかで決まる事だそうで、よく気をつけて、天地の二神誓約の段に示された、古典の記録を御覧になれば大体の要領はつかめるとのことでございます。
 さて最初地上に生まれ出でた一人の幼子-無論それは力も弱く、智慧も乏しく、そのままで無事に生長し得る筈はございませぬ。誰かが傍から世話をしてくれなければとても三日とは生きておられる筈はございませぬ。そのお世話係がつまり守護霊と申すもので、蔭から幼児の保護に当たるのでございます。勿論最初は父母の霊、殊に母の霊の熱心なお手伝いもありますが、段々生長すると共に、ますます守護霊の働きが加わり、最後には父母から離れて立派に一本立ちの身となってしまいます。ですから生まれた子供の性質や容貌は、或る程度両親に似ていると同時に、又大変に守護霊の感化を受け、時とすれば殆ど守護霊の再来と申しても差し支えない位のものも少なくないのでございます。古事記の神代の巻に、豊玉姫からお生まれになられたお子様を、妹の玉依姫が養育されたとあるのは、つまりそう言った秘事を暗示されたものだと承ります。
 申すまでもなく子供の守護霊になられるものは、その子供の肉親と深い因縁の方・・・・・つまり同一系統の方でございまして、男子には男性の守護霊、女子には女性の守護霊が付くのでございます。人類が地上に発生した当初は、専ら自然霊が守護霊の役目を引き受けたと申すことでございますが、時代が過ぎて、次第に人霊の数が加わると共に、守護霊はそれ等の中から選ばれるようになりました。無論例外はありましょうが、現在では数百年前ないし千年二千年前に帰幽した人霊が、守護霊として主に働いているように見受けられます。私などは帰幽後四百年余りで、さして新しい方でも、又さして古い方でもございませぬ。
 こんな複雑な事柄を、私の拙い言葉で出来るだけ簡単に掻い摘んで申し上げましたので、さぞお判りにくい事であろうかと恐縮しておる次第でございますが、私の言葉の足りないところは、何卒あなた方の方でよきようにお察しくださるようお願い致します。
       
       
自殺してはならない霊的な理由 自殺志願者は、まず[自殺の霊的知識]を読んで!
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