自殺ダメ


 (自殺ダメ管理人よりの注意 この元の文章は古い時代の難解な漢字が使用されている箇所が多数あり、辞書で調べながら現代で使用するような簡単な漢字に変換して入力しています。しかし、入力の過程で、間違える可能性もあります故、どうかご了承ください)

 以上述べたところで一通り話の筋道だけはお判りになったことと存じます。神に祀られたといえば、ちょっと大変なことのように思われましょうが、内容は決してそれ程のことではないのでございまして・・・。
 大体日本の言葉が、肉眼に見えないものを悉く神と言ってしまうから、甚だ紛らわしいのでございます。神という一字の中にはとんでもない階段があるのでございます。諺にも上には上とやら、一つの神界の上には更に一段高い神界があり、その又上にも一層奥の神界があると言った按配に、どこまで行っても際限がないらしいのでございます。現在の私共の境涯からいえば、最高の所はやはり昔から教えられている通り、天照大御神の知ろしめす高天原の神界-それが事実上の宇宙の神界なのでございます。そこまでは、一心不乱になって統一をやればどうやら私共にも接近されぬでもありませぬが、それから奥はとても私共の力量には及びませぬ。指導役のお爺さんに伺ってみましても、あまり要領は獲られませぬ・・・。つまり無い訳ではないが、限りある器量ではどうにもしようがないのでございましょう。
 高天原の神界から一段降った所が、取りも直さず我々の住む大地の神界で、ここに君臨遊ばすのが、申すまでもなく皇孫命様にあらせられます。ここになるとずっと我々との距離が近いとでも申しましょうか、御祈願を籠めれば直接神様からお指図を受けることも出来、又そう骨折らずにお神姿を拝むことも出来ます-。もっともこれは幾らか修行が摘んでからの事で、最初こちらへ参ったばかりの時は、何が何やら腑に落ちぬことばかり、恥ずかしながら皇孫命様があらゆる神々を統率遊ばす、真の中心の御方であることさえも存じませんでした。『幽明交通の途が途絶えているせいか、近頃の人間はまるきり駄目じゃ・・・。昔の人間にはそれ位のことがよく判っていたものじゃが・・・・』-指導役のお爺さんからそう言ってさんざんお𠮟りを受けたような次第でございました。私達でさえ、既にこれなのでございますから、現世の方々が戸惑いをなさるのも或いは無理からぬことかも知れませぬ。これはやはりお爺さんの言われる通り、この際、大いに奮発して霊界との交通を盛んにする必要がございましょう。それさえ出来ればこんなことは造作もなく判ることなのでございますから・・・。
 今更申し上げるまでもなく、皇孫命様をはじめ奉り、直接そのお指図の下にお働き遊ばす方々は何れも活神様・・・つまり最初からこちらの世界に活き通しの自然霊でございます。産土の神々は申すに及ばず、八幡様でも、住吉様でも、但しは又弁天様のような方々でも、その御本体は悉くそうでないものはございませぬ。つまるところここまでが、真正の意味の神様なので、私共のように帰幽後神として祀られるのは真正の神ではありませぬ。ただ神界に籍を置いているというだけで・・・・。もっとも中には随分修行の積んだ、お立派な方々もないではありませぬが、しかし、どんなに優れていても人霊はやはり人霊だけのことしか出来はしませぬ。一口に申したら、真正の神様と人間との中間に立ちてお取次ぎの役目を務めるのが人霊の仕事-。まあそれ位に考えて頂けば、大体宜しいかと存じます。少なくとも私のような未熟なものに出来ますことは、やっとそれだけでございます。神社に祀られたからと申して、やたらに難しい問題などを私の所にお持ち込みになられることは固く御辞退致します。精一杯お取次ぎは致しますが、私などの力量で何一つ出来ものでございましょうか・・・・・。
       
       
自殺してはならない霊的な理由 自殺志願者は、まず[自殺の霊的知識]を読んで!
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