自殺ダメ
イーラム氏の著書は1912年に始まった体験を基礎にしている。二、三年前に他界されたと聞いているが、本名その他、私的な細かい事は家族の要望で公表されていない。
その著書によると彼は離脱能力の開発の為に精神統一、呼吸法、弛緩法などを修業している。が、そうしたものより大切なのは道徳的生活、利己的欲望の排除、愛他精神であると考えている。
離脱体験はまず自分の部屋の内部から始めるようにと彼は勧めている。家具は一種独特の燐光性の光を発しているという。彼も離脱中の体験の絶対的実体感を強調し、それは〝冷徹なる事実〟であるとまで表現している。遠距離の旅行をしたいと思うと〝複体を構成している要素が肉体へ帰され、それよりもっと精妙な形体に宿ってから出掛ける〟という。
ある時自分の肉体を抱きしめてみたら温かく筋肉の堅さは感じられなかったという。シルバーコードは際限なく伸びることが出来、幽体全体の表面と無数の糸で結ばれているという。背後霊は滅多に姿を見せていない。ある時、既に他界している友人と会うことが出来て、長時間にわたって会話を交わしたという。
霊界へ旅行すると、時折低級霊に襲われている。そんな時に最も強力な武器となるのは愛の想念であるという。
離脱する時刻は数時間眠った後の早朝四時~五時が一番良いという。その訳は、潜在意識による邪魔が少なくなるからだそうである。又彼は一晩の内に数回離脱出来たことがあるという。つまり一回目の離脱から戻って来てその間の体験をメモし、又エネルギーを新たに加えて離脱するということを繰り返した。奥さんと一緒に霊界旅行を楽しんだことも何度かある。
イーラム氏の著書は1912年に始まった体験を基礎にしている。二、三年前に他界されたと聞いているが、本名その他、私的な細かい事は家族の要望で公表されていない。
その著書によると彼は離脱能力の開発の為に精神統一、呼吸法、弛緩法などを修業している。が、そうしたものより大切なのは道徳的生活、利己的欲望の排除、愛他精神であると考えている。
離脱体験はまず自分の部屋の内部から始めるようにと彼は勧めている。家具は一種独特の燐光性の光を発しているという。彼も離脱中の体験の絶対的実体感を強調し、それは〝冷徹なる事実〟であるとまで表現している。遠距離の旅行をしたいと思うと〝複体を構成している要素が肉体へ帰され、それよりもっと精妙な形体に宿ってから出掛ける〟という。
ある時自分の肉体を抱きしめてみたら温かく筋肉の堅さは感じられなかったという。シルバーコードは際限なく伸びることが出来、幽体全体の表面と無数の糸で結ばれているという。背後霊は滅多に姿を見せていない。ある時、既に他界している友人と会うことが出来て、長時間にわたって会話を交わしたという。
霊界へ旅行すると、時折低級霊に襲われている。そんな時に最も強力な武器となるのは愛の想念であるという。
離脱する時刻は数時間眠った後の早朝四時~五時が一番良いという。その訳は、潜在意識による邪魔が少なくなるからだそうである。又彼は一晩の内に数回離脱出来たことがあるという。つまり一回目の離脱から戻って来てその間の体験をメモし、又エネルギーを新たに加えて離脱するということを繰り返した。奥さんと一緒に霊界旅行を楽しんだことも何度かある。