自殺ダメ



 この分野もぼつぼつ大学教授によって取り上げられるようになってきた。その先駆けとなったのは(大学教授が中心となって結成された)英国心霊研究協会で、生者と死者の〝幽霊現象〟の中から信頼性の高いものを収集した。が、大学関係者に共通した唯物思考のせいで、幽霊現象は全て何らかの幻影であると見なされた。
 近年ではホーネル・ハート教授が果敢にこの幽体離脱をテーマとして研究に取り組んでいる。教授はそれを〝ESPプロジェクション〟と呼んでいる。1959年に出版された「死後存続の謎」The Enigma of Survival by Hornell Hart の中で死後存続の問題との関連におけるESPプロジェクションの重要性を指摘している。
 教授は155人の大学生を対象に調査した結果、42~27%の学生が体外遊離体験をしていることが明らかとなったと述べている。その内70%の学生が一度きりでなく複数回の体験をしている。こうした数字は離脱体験がけっして珍しい現象でないことを示している。